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死は救済か。人間関係は呪いか。

しっかりと風邪をひきました。
有酸素運動するとマジで風邪ひく。

まぁ久々にnoteを書かなかったのは風邪をひいたことが原因ではなく、そこそこやりたいことと考えなきゃいけないことがあったからなんです。

しかしまぁ本当に実家にくるタイミングで家を引き払って、荷物を全てレンタルルームに入れて、帰るタイミングで引っ越すのが正義だったなぁと常々思ってます。

12月中に2か月分の傷病手当+ボーナスが入るので引っ越せるならそのタイミングなんですが、家賃+固定費が3か月分で約30万+引っ越し費用と考えると大体50万ちかくかかるわけですよ。

そんな金はない。悲しいことに。
それよりなにより今目星をつけてる4.5万の家が12月まで空いているのか。という問題もある。

なにも考えずに休職したのがとてつもなく失敗したな。と。
まぁちゃんと考えられる状態だったらそもそも休職なんてしてないんですけどね。

まぁそんなところで今日はタイトルをつけるところから始めました。
いつもは適当に書いて、書いたことに対してタイトルをつけてるんですが、今回はちょっと感じたことがあったので、書いてみようかなと。

とてつもなく不穏なテーマではありますが。

死は救済か。そして、人間関係というものは呪いなのか。

本気で死を考えた件については、以下のnoteで書いたんで割愛しますが。

色々あって友人もいなくなり、頼れる人間もおらず、この先やりたいこともない。
だからまぁ死ぬしかない。と思ってたって話なんですが、
結局は死を決行する日に友人や家族からの連絡があって、踏みとどまったって話なんですが。

なにも考えずに家出てきちゃったからまだしめ縄とか家にあるんだよな。

当時は死ねば全てが楽になると本気で考えてました。
というかまぁ間違いなく楽にはなるよね。何もできなくなるんだから。

死については、昔読んだローゼンメイデンのセリフが頭から離れません。

「死は余りにも甘美な誘惑よ。一度きりしか味わえない甘い果実。」

ずっと入院していていつ死ぬかわからない水銀燈のマスター柿崎めぐのセリフですね。

当時ローゼンメイデンを読んでいた時、ヴィジュアル系バンドにハマっていたのもあってか、キレイにぶっ刺さってます。

中学とか高校時代に読んだっきりなので、正直前後の文脈までは覚えていないんですが、本当にいろんな解釈ができるもので。

少なくとも私は「死は救いである」という風にとらえました。

「死は世界を作り替えることが出来る禁断の果実」

こういう風に私は捉えてるんです。

輪廻転生というものがあるのかどうかは知らないけれども、多分間違ってないしね。

今回は結局たくさんの人と関わることによって、その果実を手にすることはなかったんだけど。

この解釈で絵を描くと以下のような形になる。

なんかみんなで金のリンゴにたかってるみたいになっちゃったけど、これって救われてるのか?むしろ呪いでは?

まぁリンゴじゃなくて核爆弾だとしたら話は真逆になるんだけどさ。

今回休職に至るまでの中で、私は100人近く友達がいることがわかりました。
連絡すればあってくれて、普通に頼ることが出来る人たちを友達と呼びます。

その大半が私のことを心配してくれました。

ただ逆に考えると、私が禁断の果実に手を出すことを止める人間が100人もいる。

死ぬことを許さない人間が100人もいる。

ここって本当に考え方一つだなと。

とある人に言われました。
「ずっと好きでいてくれ」と。
まぁ紆余曲折あるだろうが、私はその言葉から逃れる手段を知りません。

相手はもうそんなことを言ったことなんて全くもって忘れてるだろうけれども。

言葉はひとの心を支えるものにもなり得るし、時として呪いにもなり得る。

私にとっては正直この言葉は重すぎる。
呪いになるから撤回してくれ。といわれたときに頼んだんだけどな。

まぁ結局は生きるということは人間関係を構築していくということ。
どうやったって自分1人だけで生きていくことは出来ないからね。
むしろ完全に自分1人だけで生きることが出来たら、人間は生きるという概念から解き放たれるかもしれない。

生と死が表裏である以上は、人間関係は救いにもなるし、呪いにもなる。

今時点でこういう風に思ってる時点で、まだ呪いだと感じている部分があるのかもしれない。

この世界観をずっとどこかに抱えているから砂糖薬のイラストが好きだったりするんですが。

今回ばかりはたくさんの人に救われたと思ってます。
この1年は本当に暗闇の中を1人で歩き続けるという選択しかできなかったから。

まぁまだ先ほどの絵のように金色にはなっていなかったんでしょう。
ちゃんと熟して、満を持して果実を口にできるように一歩一歩歩いていきましょうね。

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