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-Vision For The MUSIKER-成長を価値化する。


2020年4月、突然会社をクビになる。

驚いたけど、思ったよりも自分は冷静だった。

誰かの作ったルールの上では何が起きてもおかしくない。

会社は経営者の理想的な世界へ進むための船だ。

多くの人が誰かの夢のために時間を使う。

それぞれの在り方に鍵をかけて。


感染病ひとつで企業に永遠などないことが証明された。

死ぬまで守ってくれるはずの船なんてもうこの世界にはない。


これは悲観的なメッセージではなく、宣誓だ。

不安定な世界だからこそフレキシブルになれ。

呼吸しろ。声を聴け。瞳に映る世界について真剣に考えろ。

いつだって、キミらしくあれ。


-Vision For The MUSIKER-



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会社を立てようなんて思ってもいなかった。

-はじめに-

「普通」や「基準」という言葉が嫌いだった。

それぞれの価値観があって当然だけど

社会に出ると誰かの「普通」や誰かの「基準」で測られて

否定したくなる気持ちを抑えてみんな"大人"になろうとする。


高校生から社会人になる人がいて

大学卒業後に研究の道へ歩む人もいる。

そんな大人への変革期の最中、僕は音楽をやっていた。

18歳から始めたピアノも今では弾き語れるくらい上達した。

芸術家というのか、アーティストというのか、

ひとつ確かなことは「社会人」という枠組みからは外されていた。


今だからこそ思えること。

僕は表現者で良かったなって。

人前に立って賞賛され、罵られ、嘲笑されたからこそ

見える世界があったから。


音楽を辞めて、社会人になって6年経ったいま、

僕は会社を作ろうとしている。


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"身近なエンタメ"を紡いで世界を守っていく。


まずはnoteを購読していただきありがとうございます。

このnoteは会社設立にあたって、

大切にしていきたい理念-VISION-を

ここに綴っていきたいと思います。


まず「MUSIKER」という単語は(読みはムジカー)

ドイツ語で"音楽家"という意味です。

チームの屋号は「MUSIKER」にします!

ただここでいう意味は音楽家ではなく"表現者"です。


そしてこのチームの理念は

"身近なエンタメ"を紡いで世界を守っていく。

に決めました。

本当に今日浮かんだレベルです。


簡単に説明させていただくと

”身近なエンタメ”は僕らの日常です。

それぞれの人生があって、産声を上げた時から

誰かを笑顔にさせる表現者である!と信じます。


そして「紡ぐ」という言葉には

綿や繭 (まゆ) を錘 (つむ) にかけて繊維を引き出し、縒 (よ) りをかけて糸にする。

言葉をつなげて文章を作る。多く、物語や詩歌などを作ることをいう。

という意味を持ちます。

このふたつを掛け合わせて

「言葉(表現)を通して縁を繋いでいく」という想いを込めました。


最後の「世界を守っていく」

かなり抽象的だけど、ここでいう世界は

それぞれの目に映る世界のことを指します。

そこには守りたいヒト・モノ・コトがあるはず。

70億人の人間がいるのであれば70億の世界です。


まとめると

表現者が人生を通して自分の言葉(表現)で世界を守っていく。

表現者が増えれば世界の笑顔の総量も増えるんじゃないかって考えました。


これが僕の描く世界です。


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70億の"哲学"を価値化していく。

僕は言葉が好きです。

人と話す時、本を読む時、音楽を聴く時、

その言葉の意味を考える時間が大好きです。


一人一人の人生があって、経験から生まれる言葉は

たくさんの人の心を動かすことができます。


そんな中で心を閉ざし言葉を殺して生きる人もいます。

様々な理由があると思うけど、自分を否定して時間を積み重ねるのは

なんだか悲しいなっていつも胸が痛みます。

唯一無二の経験だからこそ救える人がいる。

誰もが自分らしく表現出来るような場を作りたい。


個々の経験の上に成り立つ哲学は代替えできるものじゃない。

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『応援』がこれからのコンテンツになる


とはいえ、綺麗事では誰も救えません。

何を持ってチームの収益を出していくか、

ズバリ、

「成長を価値化していく」です!


「????」


ですよね。説明します。


まず僕らのチームの理念は

"身近なエンタメ"を紡いで世界を守っていく。です。

日常の中で表現者が成長していく過程を「応援」することで

収益化していく、言わばファンビジネスのモデルです。


ファンと聞くと、アーティストのLIVEに足繁く通い

グッズを買う熱狂的な人たちを想像しますが、

その年貢システムではなく、もっと距離が近くて

我が子の自転車を補助輪なしで初めて乗れるようになった時の

親子のような関係性のファンのことです。(オリジナル味が強い)


親は子を「頑張れ!頑張れ!」って応援します。

そして子供は一生懸命自転車を漕ぎます。そこにドラマが生まれます。

頑張った我が子とサポートした親どちらも嬉しいんです。

そして初めて補助輪なしで自転車に乗れた晩御飯は
ハンバーグ(ご馳走と言えば)を振る舞います!

そのドラマ(成長)に対して対価(想い)が交換されるイメージです。

このお互い気持ちよくパフォーマンスとサポート出来る仕組みに

チャンスがあるんじゃないかな?って考えました。


つまり伸びしろならぬ"応援しろ"が必要です。

これからはプロの創作したSHOWを観るよりも

みんなで作り上げる文化祭の方がコンテンツになると思います。

そこに僕らの身近なエンタメを混ぜ込みに行きます。


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僕らの役割。村人A理論

ある程度中身の部分は理解いただけましたでしょうか?


誰もが自分らしく表現出来る世界を僕は作りたい。

そのためにも自分がこれから担っていく役割は

「気づきを与えること」


いろんな人生があって、その中で自分を肯定出来ずに

暗闇の中にいると思い込んでいる人は少なくない。

だからこそ、対話して本当の魅力に気づいてもらうことが

僕らのミッションだと思っています。

一緒に痛みを共有して、心が動く瞬間をしっかりと捉えて

前向きな方向性で自立を促していくことが必要です。


よくRPG (ゲーム)に置き換えて例えるんですが

例えば主人公の勇者があなたなら、

僕らは始まりの村の「村人A」になります。


ある村人は「ここは始まりの村です」と言う。
(何度声をかけても同じことしか言わない)

ある村人は「ここは宿屋です。休んで行きますか?」と言う。
(何度声をかけても同じことしか言わない)


ところが村人Aは

「あの裏山には魔王がいるらしい。

みんな誰かが退治してくれるのを待ってんだ。」

と初めて勇者にとってのヒントを与えてくれます。

そこから勇者の冒険が始まるんです。 #村人A理論


僕らは誰かのきっかけ(気づき)になれればいい。

そして未来で勇者が自分らしく表現出来ることが一番の願いです。


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30歳になる。起業する。

来月誕生日を迎えて、ついに30歳になろうとしています。

ここまでの人生でも数え切れないくらいのきっかけがあって

最近は「あの日」に意味付けすることも多いです。

いくつもの選択の先に今が成り立ってるんだなって心から思います。


僕自身できた人間じゃないし、まだまだ道半ばです。


経験を積み重ねるのは20代。

ここからは経験の掛け算を繰り返していきます。

だからこそやったことないことはもちろん、

誰かの「成長」に貢献出来るような経験と環境を

起業することで作り上げたいと考えています。


今回こんな自分に対してサポートをしてくださった皆様の想いも

しっかりと"これから"に紡いでいきます。


コロナに襲われて、不安定になった世界の中で

誰かの「成長」はきっと誰かの明日の活力になります。

その連鎖が繰り返されるような世界を僕は心から望みます。


長文となりましたが、今の僕の想いです。


お時間を使って読んでいただきありがとうございました。

少しでも良いなと思っていただけたら

ぜひnoteのフォローやコメント

そしてサポートいただけたら嬉しいです。
※サポートは起業のための資金に充てます


出会ってくれてありがとうございます。

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