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ピアノの音はこうすれば良くなる!

1.はじめに

こんにちは!
千葉市花見川区浪花町(検見川駅、新検見川駅最寄り)音楽教室エアです!
当教室では毎年、年末年始前後でピアノの調律をしてもらっています。
ピアノで良い音を出すためには調律などの定期的なメンテナンスが欠かせません。
しかし、良い音を出すためには調律だけではなく、空間に合わせたピアノの置き方にもコツがあります。
今回は音響学も関わってくるピアノの置き方について紹介します!

2.狭い空間でのピアノの置き方

当教室のレッスン室は音楽ホールに比べると狭い空間です(教室にホールが欲しい(笑))。
グランドピアノ(YAMAHA C3)が届いてすぐの頃、その狭い空間でピアノを弾いてみると、大きい音でなるけれども高音が埋もれてしまう印象でした。
後日、調律師さんに来てもらった際に、音の響きのことを相談をしたところ、「調整してみますね!」と早速、調整してくれました。

1時間ほどかかって調律が終了しました。
試し弾きをしてみると音の響きが全然違う!!
高音が埋もれずにしっかり聴こえました。
「どうやったんですか!??」と調律師さんに食い気味に聞いてしましました(笑)
調律師さんによると、脚の車輪の向きを変えたのだとか。
車輪を内側に向けたことでピアノの響板がたわみ、響きが抑えられて、狭い空間に合った響きになったとのことでした。

3.広い空間でのピアノの置き方

教室などの狭い空間と異なり、音楽ホールなどの広い空間ではどのようにピアノを置くと良いのでしょうか。
答えは狭い空間とは逆で、ピアノの足の車輪を外側に向けること。
そうすることでピアノの響板が張り、音は大きく、遠くまでしっかりと響くようになります。
プロのピアニストの演奏会などでもピアノの足を観察してみると、外側に向けられていることがわかります(ぜひホールで演奏を聴く機会があればピアノの足がどうなっているかも観察してみてください)。
最初、教室にピアノが来た時には足の写真が外向きになっていたので、狭い空間で音が響きすぎていたのですね。

4.おわりに

今回はピアノの置き方によって変わる響きについて紹介しました。
ピアノの響きを良くするには、演奏する空間の温度・湿度、ピアノの大きさなどなど、様々な要因が関わってくるため、なかなか一筋縄ではいきません。
しかし、ピアノの足の車輪の向きは比較的変えやすいものです。
ぜひ良い音、良い演奏ができるように小さなところから目を向けてみませんか?

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音楽教室エア(MusicSchoolAir)
千葉県千葉市花見川区浪花町
HP https://musicschoolair.wixsite.com/msair

TEL 080-6462-7183
E-mail musicschoolair@gmail.com

音楽教室エアではピアノコース、声楽・ボイストレーニングコース、楽典・ソルフェージュコースを開設しています。(現在、アレクサンダー・テクニークコース開講準備にあたり、無料モニター生徒を募集中!)
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