揺れ動く繊細な心情に共感する古内東子さんの曲
こんにちは!
実は私は、辛いラーメンが好きなんです。
それでね。先日、辛いラーメンがお好きな落語家の立川キウイ氏のブログを眺めていました。
キウイ氏は様々な辛いカップラーメンに挑戦されては、その感想をブログに書かれているのでなかなか興味深いです。
そんなキウイ氏、音楽のCD写真などもパラパラとアップされています。
落語家の方はどんな音楽を聴くのだろう?
そんな思いでブログを見ていると、、
倖田來未さん、安室奈美恵さん、浜崎あゆみさんといった一世を風靡したキラキラしたカリスマ女性ボーカルの方々のCDが紹介されているのが目に入りました。
わっ! 私にはまぶしすぎる!(*^^*)
そんな中、、
キウイ氏が何気なくアップされているCDの中に、なんだか見覚えのあるCDがありました。
ん、、、
これは、、
古内東子さんのアルバム『Strength』(ストレンクス)だ!
私もよく聴いていた好きなCD。
というわけで、私の好きな古内東子さんを今回は紹介されていただきます!
〈 キウイ氏のこの写真で古内東子さんを発見! 〉
古内東子さんといえばやっぱり「誰より好きなのに」。
キウイ氏のブログでは、古内東子さんについて何も言及されていませんでしたが、CDをお持ちで、今も聴き直しているということは、きっとお好きなのかなと思いつつも、私自身は久しぶりに聴きたくなってきました。
(「誰より好きなのに」は『Strength』には収録されておらず、次のアルバム『Hourglass』にアルバムバージョンが収録されています)
それでね、検索すると、、
あった!
「誰より好きなのに」のオフィシャルな you tubeがありました!
you tubeにアップされたのは8ヶ月前とのこと。
この曲は、1996年リリースのヒット曲。
ということは、24年間の長い年月を経て8ヶ月前に you tubeにアップされたことになります!
私はありがたく聴かせていただきました。
久しぶりに「誰より好きなのに」を聴いて、そのせつない情景に深い感動を覚えました。
揺れ動く繊細な女心を絶妙に表現している。
さすが古内東子さん。
私は当時、古内東子さんの音楽がとても好きでした(もちろん、今も好きです)。
それがいつからだろうか。
日々、いろんな新しいアーティストが出てきたり、新しい楽曲がどんどんリリースされる中、それらをチェックするだけでもチェックしきれなかったり、、
音楽以外でも忙しい日常生活を過ごしていたりして、、
気づいたら、いつの間にか古内東子さんの音楽を聴かない日々になっていました。
20年ぶりかどうかは分からないけど、この10年は聴いていなかったような気がする。
そんなことを反省しつつも、「誰より好きなのに」をリピートして、かみしめました。
手帳にそっとはさんだ写真は
あなたばかり集めていた
友達に混じってはしゃぐ姿
私だけのものならいいのに
そういえば、当時は新しい年になると手帳を買っては、なんやかんやと書き込んでいました。
写真をはさんだりもしてました。
いつの頃だろう、、
気がつくと手帳を買わなくなり、予定はスマホに記入するようななりました。
そんなことを思いながらも、歌詞の「私だけのものならいいのに」というところに共感します。
恋愛ってそんな気持ちになりますよね。
そして、、、
やはりなんといっても、サビが圧倒的にせつないですよね!
聴いていて涙が出てきます。
やさしくされると切なくなる
冷たくされると泣きたくなる
この心はざわめくばかりで
追いかけられると逃げたくなる
背を向けられると不安になる
誰より好きなのに
ああ、恋愛は何てせつないんだ。
私も、、
女性からこんなふうに思われてみたい、、
そんなふうに感じる。
恋愛のせつない情景を絶妙に表現する古内東子さん。
恋愛の神様
と呼ばれていました。
とはいえ、ご本人は「恋愛の神様」とか「恋愛の教祖」と呼ばれることに戸惑っておられたそうです。
インタビューでは、次のように話しておられます。
歌詞の内容を見ても、ああでもない、こうでもない、どうしたらいいんだろうという感じで、決して上からこうしましょうよ、ああしましょうよと言っていないので、そこも違和感がありました。
インタビューより(Yahooニュース)
まさにその通りですね!
古内東子さんは、ああしろ、こうしろ! と恋愛のアドバイスをしているわけじゃなくて、、
ああでもない、こうでもない、どうしたらいいんだろうという、繊細で揺れ動く心情を絶妙に表現していて、そこが聴く人の胸を打つのです!
当時の曲を今聴いてもまったく色あせていない!
ついつい何度でもレピートしてしまう!
古内東子さんの音楽は、恋愛のせつなさがあますことなくつまった宝石箱のような存在です。
というわけで、、
立川キウイ氏のブログを読んでいたら、恋愛の神様が舞い降りてきたように感じましたので、今回は古内東子さんの「誰より好きなのに」を紹介されていただきました。
あなたもぜひ古内東子さんの曲を、じっくり聴いて、せつなさで胸をふくらませてほしい。
それではまた!
追伸 : この記事をアップした後、立川キウイ氏からメッセージをいただきました。
わっ!
キウイ氏は、古内東子さんのファンで、『ストレンクス』は名盤とのこと!
さらに、、
なるほど、、
アルバム『カシミア・ミュージック』もオススメなのですね!
キウイ氏は、その中からのシングルカット曲「コートを買って」を紹介してくださいました!
古内東子さんのつややかなボーカルと軽快なテクノポップサウンドが溶け合って心地いいですね!
この曲は2005年リリース、「誰より好きなのに」から9年後。
大人になった古内東子さんの新たな魅力を感じました!
やっぱり古内東子さんの音楽は素敵です。
■ 執筆 : 松岡学
■ 音楽のかからない音楽番組
FMアップルウェーブでパーソナリティをされているくわっちと一緒に、you tubeラジオを配信しています。
今回は夏をテーマにした曲ということで、くわっちは井上陽水&安全地帯を、私はスピッツを紹介しています!
ぜひお聴きください!