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モテるコーヒーの薦め方

「パナマのコーヒー以外はコーヒーじゃないよ」
なんて言ってくるヤツは絶対にモテない。

いきなり失礼。皆さんこんにちは。
今日はモテるコーヒーの薦め方について
色々と書いていきたいと思う。

つまりモテないコーヒーの薦め方を
考えていく事と同義だと言えよう。

というのもやはりコーヒーは趣味嗜好の世界で
人の数だけ好きと嫌いがあってしかるべきだが
良いか悪いかで考えてしまうと話が拗れる。

最近は浅煎りばっかり推し出されている!とか
オシャレなお店が増えてるけど肝心の味が!とか
色んな意見が散見されるが
結局、何が嫌いか気に入らないかよりも
何を好きで気に入っているのか
という話をする方が絶対に健全だ。
それに話を聞く方だって
負の感情をぶつけられて楽しいわけがない。

人類の不毛な争いを減らすためにも
今回のモテるコーヒーの薦め方を
みんなで考えるのは無駄ではないはずだ。

こんな匂わせ投稿だってモテさえすれば余裕だ

まず鼻息を荒くしてはいけない


コーヒー文化と音楽周りで似ていると感じた事がある。
それはみんなオタクだなぁということ。
これはバカにするつもりは一切ない。

ミュージシャンなんて大抵オタクだ。
だからコーヒーとめちゃくちゃ親和性が高くて
なんてったってコーヒー好きと話していると落ち着く。

つまり「モテない」パターンとして
オタクが一般人に自分の趣味を伝える時を
シュミレートしてみる事がヒントになる。

例えば私はMARVELオタクだ。
以前の記事でMARVEL関係者とコーヒーを通じて
知り合った時のことを書いたが
その内容も中々にオタク節の強いものだった。

そんな私によく来る相談がコレ。
「MARVEL映画に興味あるんだけど何から見ればいい?」

ここで何も考えずに行動を起こしてしまうと
私は鼻息フンフンで顔を真っ赤にしながら

「あのね!まずはアイアンマンから観てその後は
キャプテン・アメリカかソーを観て欲しいんだけど
余裕があったらハルクも観ておいて欲しいのね。
というのも色々あってハルクでハルクを演じてた
エドワード・ノートンがアベンジャーズっていう映画で
マーク・ラファロっていう人に変わっちゃってるのね。
なのでハルクはアベンジャーズ観てからでも良いけど
やっぱりそこは正直な話をするとハルク観てから
臨んでもらうと全然印象が変わってくるんだよね。
で可能ならアイアンマンも2まで観ておいてもらうと
ナターシャの補完ができるからうんぬんかんぬん」

と早口で捲し立てる事になる。
どうだろう?これでどうしてモテようか?

ただこの早口で気持ち悪い私を擁護するならば
根底にある気持ちは「好きになってくれて嬉しい!」
というものではあるのだ。

だが落ち着こう。
この質問者はまだMARVELを好きになったわけでも
興味を持ったわけでもないのだ。
そもそも論、本当に興味がある人は勝手に観てハマる。
一旦落ち着いて、まずは興味を持ってもらう所から
マインドのセットアップを始めなければならない。

話をコーヒーに戻そう。
もしも「私、最近コーヒーに興味あるんだよね」
何て言われたらまずその子は
コーヒーになんて興味がない子だと思ってもいい。
壊れそうなガラス細工のように丁重に扱うのだ。

そして
「へぇ、そうなんだ?今度オススメのカフェ行く?」
ぐらいのラフな返事をしておけばいい。

ここで
「へぇ、どんなコーヒーが好きなの?」などと
返そうとしているキミ。キミはモテない。

何度も言うが彼女はコーヒーに
まだ興味を持っていないのだ。
好みのコーヒーなんて決まってるわけがない。
キミが!いいか?キミが一緒に好みのコーヒーを
見つけてあげるんだ!分かるか!?

ここで仮に冒頭のパナマのゲイシャを
薦めるのも構わない。
しかしその時に添える言葉は「じゃぁコレ飲んでみて」
それだけでいい。パナマゲイシャの説明なんてするな。
それが1杯8000円だとかいちいち言わなくていい。
そして何が良かったか?
何が嫌だったか?を聞いてあげるのだ!

実際にパナマゲイシャを飲んでもらった後
満遍の笑みを浮かべてくれた美女
彼女は一杯8000円だった事など知る由もない
だがそれで良いのだ!

そして
「美味しい!こんな美味しいコーヒー飲んだ事ない!」
なんて感想を伝えてくれて時に初めてそこで
「その理由はね・・・」と
優しく簡潔に説明してあげるといい。

これが鼻息を荒くしない、ということなのだ。

スマートに主体性を刺激する


ここまでくれば恐らく目の前の子は
コーヒーに本当に興味を持ってくれているはずだ。

それはなぜか?
先ほどのやり取りで彼女の「主体性を刺激」したからだ。

もう少し詳しく説明すると
彼女は「自らコーヒーに興味を持った」
錯覚する事が出来ている。
もちろんそれは錯覚でそうなるように
こちらが仕向けている。
ただそれに気づかれてしまっては
スマートとは言えないだろう。

「この美味しいコーヒーを飲んでみて」からの
「本当だ美味しい!」は主体性が薄い。
むしろ同調に近いものになる。

「このコーヒーはどうかな?」からの
「このコーヒー美味しい!」の方が
確実に彼女の主体性が高い。

ほんの少しの言葉選びだ。
それだけで状況が変わると言う事を考えて欲しい。
これはどんなシチュエーションにも応用が聞く。

まだまだ寒い日が続いているが
そんな日の晩御飯、女の子をどう誘うか?
ラーメン?うどん?はたまたお鍋もいいかも。
だが慌てるんじゃあない。キミが決めるな。

「何か温かいもの食べたくない?」

こう聞けばいい。
すると彼女の方から
「いいね!◯◯にしない?」と言ってくるだろう。
そう、これは我々が「言わせた」のだ。
彼女の主体性は刺激され、あわよくば
この人は私の食べたいものをわかってくれている!
なんて錯覚すら起こしてくれればしめたものだ。

これは別の言い方をすると
選択肢を用意してあげる、とも言えるだろう。
男だったら自分で決めて引っ張って欲しい!
なんて事も言われるが毎回それだと
強引だの、独りよがりだの言い始めるのが女の子だ。
山の天気よりも変わりやすいのが女の子だ。
だが、それがかわいいのも女の子だ。

それに対して常にスマートに、クレバーに
対応できて初めてその可愛さを愛でる事ができるのだ。

主体性を刺激すればこんな状況も
決して夢ではない(誇張)

承認欲求を捨て去れ!

冒頭のパナマ云々という言い方をするタイプの人間は
結局根幹の部分では己の知識をひけらかしたいのだ。
それは自分の承認欲求を満たす行為に他ならない。

他者の満足感や充実感なんてものには
一切目が向いていない。
美味しいコーヒーを飲んでもらって幸せになる人を
増やしたいのではなく
美味しいコーヒーを知ってる自分を褒めてくれる人を
増やしたいだけの非モテなのだ。

私も知識欲は相当強く、承認欲求の世界大会があれば
確実に優勝を狙えるくらいには承認欲求は高い。
だが手にいれた知識は決して人に見せるものではない。
己を高め満たし、他者を幸せにするためのものなのだ。

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最高にハッピーな空間。

では、また次の記事でお会いしましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございました。

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