#2024年
XG "HOWLING" (2024)
音楽話138: 咆哮
触手が動かない…
私が今、その動向が気になりだした音楽がありますーーーXGです。
KPOPグループに日本人がいることは珍しいことではなくなりましたが、XGは全員日本人。でも音はどっぷりKPOPでプロデュースも韓国なのでKPOPグループと位置付けることもできる。でも歌詞は全編英語で、韓国語(ハングンマル)で一切歌わない…彼女たちの音楽に初めて触れた時、どう捉えればいいかわか
(音楽話)136: Céline Dion “Hymne à l'amour/愛の讃歌” (2024)
命を削ってまでも2024年、年末最後に何を書こうか迷いました。その結果、今年を代表する一曲として、パリ五輪での"愛の讃歌"を取り上げずに年を越してはならぬと思い、この記事をアップします。ご覧いただいている方、心より感謝申し上げます。
ヒト: Céline Dion
1968年、カナダ・ケベック州で14人きょうだいの末っ子として誕生。幼少期は細身&ガタガタな歯のせいで「Vampire/吸血鬼」と
(音楽話)128: St. Vincent “Broken Man” (2024)
正解なんて無いけれど
ヒト: St. Vincent
St. Vincent、本名Anne Erin Clark。1982年米国オクラホマ州生まれ。12歳でギターを本格的に始め、やがてTuck & Patti(超懐かしい!実は彼女のおじ・おばだそう)のローディーとなります。高校卒業後ボストンのバークリー音楽院に入学するも3年で退学し楽曲制作を開始、2003年にEPをリリースして以降地道な音楽活動
(音楽話)127: James Blake “Like The End” (2024)
【なんてことを…】
まずは、上の動画をご覧ください、決して倍速再生させずに。
次に、その映像を思い出しつつ、歌詞を反芻してください。
以下は私なりの意訳です。
あなたは、何を感じましたか?
映像、普通に観れましたか?
曲、普通に聴けましたか?
幸か不幸か、日本生まれ・日本育ちの私にとって、歌詞に注意深く耳を傾けて聴かないかぎり、外国語曲の意味が頭にダイレクトに入ってくることはほとんどありま
(音楽話)126: Dua Lipa “Houdini” (2024)
【Dua Lipaという「体験」】
2024年11月16日土曜日。私的に待望のDua Lipa「Radical Optimism Tour」@さいたまスーパーアリーナ(日本公演)を観ることができました。
ここ数年でライヴチケット代は高騰の一途を辿っていますが、私のS席はステージ上手側の奥、スタンドの2階前方で1.5万円強。ちなみにアリーナエリアのVIPは約4万円、ステージかじりつきのVIP S
(音楽話)125: Number_i “BON” (2024)
【良い味】
彼らのこれまでの経緯や元の事務所の問題、日本芸能界の事務所とメディアの関係性など、いろんなところでいろんな人が語っているので、ここでは多くは語りません。ただ少なくともハッキリしているのは、現在のような状況にならなければ、彼らは結成されていなかったはずだということです。
5人組アイドルグループKing & Princeから、2023年5月に3人(平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太)が脱退。
(音楽話)123: The Cure “I Can Never Say Goodbye” (2024)
【安心して】
2024年11月6日は米国大統領選挙投票日。共和党Donald Trumpと民主党Kamara Harrisの争い。この原稿を書いている現在も速報が次々と入っていて、両者拮抗。郵便投票や電子投票の結果集計は数日掛かると言われていて、雌雄を決するのは数日後と言われています。どちらが勝つにせよ、不正投票だの集計工作だの陰謀論だの言い合うのでしょうし、昨今の「分断のアメリカ」を象徴するよ
(音楽話)119: ROSÉ & Bruno Mars “APT” (2024)
【世界を弄ぶ男】
「コラボレーション企画」って昔から無数にありますよね。昔は「コラボレーション」「コラボ」なんて呼んでなくて、「タッグ」「コンビ」「タイアップ」なんて呼んでましたっけ…
あのFrank Sinatraだって、"The Lady Is A Tramp"(w/Luther Vandross)、"What Now My Love"(w/Aretha Franklin)、"You Mak
(音楽話)109: Daryl Hall and Cheap Trick “Surrender” (2024)
【降参、降参】
2023年11月、非常に残念なニュースがありました。ブルー・アイド・ソウルの盟主として、ロックンロールやポップネスの要素も取り込んだ独自の音楽キャリアを進んでいたHall & Oatesの不仲が表面化。彼らが運営していた合弁会社の株を「John Oatesが不意打ちで売却しようとしている」として、Daryl Hallが訴えたのです。その後、2024年6月のインタビューでDaryl