起立性調整障害〜息子のお話⑧〜
色んなことがありましたが、
一息ついたので、記録用に綴りたいと思います。
息子なりの調整
息子は家から離れた場所で活動している
野球のクラブチームに所属しています。
10月11日金曜日
土曜日の活動内容が
午後スタートのナイターまで、
日曜日も朝が早いため、
友達の家に2泊させてもらうと言い、
自分で連絡をとっていました。
10月13日日曜日
友達のママから
「ちゃんと一回で起きてたよ!」
との連絡。
帰宅後…
「なんかさ、久々に野球って楽しいって
思えたんだよね!」
試合もあったのですが、
ピッチャーが友達だったらしく、
試合の合間に
「最後は直球勝負な!」
なんて会話もあったみたいで、
「ピッチャーvsバッターの勝負も
真っ向からの闘いでいいよねー」
とか、ワクワクしながら話す様子が
とても嬉しかったです。
悪夢…私の過ち!!
こんな楽しい会話をした翌朝の
10月14日祝月
早く起きてくれるかな?
ギリギリでも良いから、
野球に行こうとする姿が見られるかな?
→この過剰な期待が凶に出ました。
なかなか起きない…
出発5分前になっても起きない…
友達の家では起きたじゃん…
野球楽しいって言ってたじゃん…
起こすと「頭が痛い」「体調悪い」
平日、何度も聞く言葉が出てきて。
つい1番ダメな言葉を叫んでしまいました。
「あと5分だよ!早く起きなよ!」
やら
「頭痛いなら薬飲んでいきなよ!」
全く心のない言葉
息子が泣いていたの分かりました
私は最低です…
大切な場面で私が耐えきれず、
感情むき出しになりました。
全く気持ちをわかってもらえないんですね
体調悪い人を無理やり行かせるんですね
他にも数々の思いをLINEで送ってくれました。
寄り添っているつもりになっていたのかも
しれません。
まだまだ私も息子の現状を受け止めきれて
いないのかもしれません。
息子への提案
先々週くらいに環境を変える意味で
私の実家で過ごしてみない?
と提案していました。
息子は小さい頃からじーじとばーばの家が
大好きで、帰る日はいつも号泣。
その思いは今も変わらないみたいで、
即答で「それいいね!」
というわけで、学割を取りに行かせ…
↑
これも行動させるのが本当に大変だった。
本当は、14日祝月から実家に行かせる予定が、
朝の私の心無い言葉にテンションが落ち、
きっと「このまま行ってもじーじとばーばに
迷惑をかけてしまう!」と思ったのか、
「水曜日からにする」とLINEが来て…
火曜日はゆっくり休み、
心が落ち着いたのか、
気持ちが広島に向いた様子でした。
出発の朝
出発時間は8:15
起床目標は7:00
不安いっぱいで起こしてみた。
「朝だよ!じーじとばーば待ってるよ!」
5分経過。
様子を見に行くと…
起きておる!!!!!
なんとまぁ、出発15分前には
準備完了していました。
東京駅の改札前で少し話したのは
「起きられたじゃん!!すごい!!
平日頑張れるように、自分と向き合ってきてね!」
っていうと
「まぁね!学校最近つまんないんだもん」
とだけ言っていました…
目的意識の重要性
大切な時期は早めに捉えて、
意識して声掛けをする
↑
息子の性格上、ここの意識が
私に足りなかったのか…
と、反省の連続です。
野球なら起きられる。
じーじとばーばのところに行く日は
起きられた。
部活の朝練があったときは
起きられた。
これは単なる甘えなのか、
起立性調整障害を持ちながらも
出来た行動なのか…
判別が非常に難しいです。
ただ、私の朝の雄叫びにこんなに
反応してきたのは初めてで…
朝のマイナスゾーンに落ちているからだったのか…
来月、専門の病院に行ってみるので、
そこで質問してみたいと思います。
早くこのトンネルから抜け出せますように…