見出し画像

忘れられない作家さん・その1

「この人に影響を受けました💛」なんて、おこがましくて言えない。
そのぐらい憧れている作家さんがいます。

今日ふと、その人のことを思い出したんですよね。

☆彡

倉橋由美子さん。

ご存じではない方が多いかもしれませんね。

昭和10年(1935年)のお生まれで、2005年に他界されました。
明治大学在学中に小説家として脚光を浴びた才女。

抽象的で、幻想的な作風といわれます。
たとえるならば、シュールな絵画のような、ムンクの叫びのような。
それでいて、大人のビターチョコのような(?)

涼しげな面立ちの聡明な美女が、眼差しと唇にちょっと毒気をにじませる。
そんな感じがして、心をくすぐるんですよ。ぞわぞわ~(^^;

☆彡

なかでも一番のお気に入り作品がこれ。
『よもつひらさか往還』

一言で評するならば、幻想的でエロティックで不条理。
ああ、これぞ文学だ、と深く噛みしめつつ味わう本。

毒気と言う点でいうならば、こちらも面白いです。
『大人のための残酷童話』

誰でも知っている「あのお話」が倉橋女史の手にかかると、とんでもない世界に書き換わる。
本好きにお勧めの一冊。

こんな話を書いていたら、倉橋さんが読みたくなりました。
実はまだ読んでいないものがアレコレあって……
でも、読み始めると抜けられなくなっちゃうのよね (;'∀')

☆彡

*☆*☆*☆*☆*☆*☆*

*☆*☆*☆*☆*☆*☆*


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?