方言
山を隔てた地域差はかなり大きいです。それもそのはず、人間の足では新潟と長野の国境を渡ることは本当に難しいのですから。車がなかった時代には、入ってきた文化を細々と拗らせ、地域文化を作っていたことでしょう。
今回は、新潟県民の私が驚いたココが変だよ!新潟以外!をお届けします。
1.制服がない
嘘やん?と思うでしょう。私も思いましたよ最初は。でも別所線に乗るとほとんどの高校がジャージ登校と来たもんだ!制服が県内でも数少ないセーラー服高校だった私にとって、これは由々しき事態。制服で高校を選ぶ人もいるくらい新潟は制服JKで溢れかえっているのに上田はみーんなジャージです。
見てる側としては悲しさしかありませんが、登校する生徒にとってはかなりいいと思います。動きやすいし、変質者から身を守りやすいでしょう。ここに関してはちょっぴり羨ましいです。
2.上履きがない
嘘やん?(以下略)
今回の稽古で、「みんな上履き履くよな〜上履きっぽい靴な〜」って悩んでる時に、諏訪市民がこういうんですよ。
え?スリッパじゃないの?
なんと生徒はみなスリッパを履いて過ごしているというのです。サークルのメンバーにアンケートを取った所、12人中9人がスリッパ経験者とのこと。マジ?
そしてそのスリッパがこちら
これは大阪ラッキーベル株式会社様のサンダルです。夏は涼しそうだけど、冬は寒そうな感じがします。
諏訪市民いわく、「冬はモコモコの靴下履くよ」、だそうです。
新潟はほとんどの中高が上履きを採用しています。規律を大事にしてる感じがしますが、洗うために持ち帰るの大変なので、スリッパはいいかもしれません。
3.「教務室」と「しびく」は新潟弁
普通に使ってたのですが、こちら2つとも長野県民に通じず。
「教務室」はいわゆる学校の職員室のことです。こちらは漢字を見れば一目瞭然。「しびく」というのは、布を何かの拍子に引きずってしまうことをさします。例えば大きなテーブルクロスのかかった机を運ぶ時、床にズルズルと布を引きずっていたら「テーブルクロスしびいてるよ!」って言います。そんな感じ。
「教務室」は割と納得してもらえるのですが、「しびく」は新潟にも伝わるところと伝わらないところがあるようです。十日町の人には伝わりませんでした。
このような地域の差を乗り越えて、3ヶ月もの間みんなで作り上げた作品がこちら。
1/22の新年公演です。どなたも無料で入れます。お車でお越しの方は、twitterのDMを頂ければ直接ご案内します。
今年度最後の公演、気合い入れて行くぞー!