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「子どもへのまなざし」by佐々木正美いつもここに帰ります

いっぱい子育ての本持ってますし、
それぞれ学んだことがたくさんあるのですが、
結局最後に帰るのは佐々木正美さんの「子どもへのまなざし」です。

子どもが大人の自分が思ってるように行動してくれない時、
やっぱり自分も人間なので怒っちゃうときはあります。
でもそれって子どもが悪いんじゃないんだよね。
満たされてないところがあるからそれを埋めたくて行動してる。
満たされる経験がないとダメなんだよね。
叱ってるばっかりじゃ決して満たしてあげれない。

そういうことを思い出させてくれる本です。
私は週に1回しか会わない、習い事の先生にしか過ぎない。
保育園の先生や親みたいに長いこと一緒にいる人じゃない。
だけどたった週に1回のレッスンの中でも、
「君が来てくれてうれしい」
「甘えてもいいよ」
「君のことが好きだよ」
その気持ちが伝わるようにすると、
ずいぶん落ち着いてお話を聞いてくれるようになります。

「伝わるようにする」ってのが大事で、
思ってるだけじゃ伝わらないんですよね。
・目を見てお話を聞く
・にこやかにリアクションを入れてお話を聞く
・お膝に乗ってきたら乗せておく
そういうことだけですごく伝わることがあると思う。

まだまだ人間ができてない私は
ときどき怒ってしまいます。
でもそれを減らしていきたい、と思っています。

佐々木先生のように温かいまなざしで子どもたちを見ていられるよう、
また繰り返し読んでいきたい本です。


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