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2章第10話 ジャンクショップ(威圧)
そこは壁一面がぴかぴかと光る、ひときわ眩しい部屋でした。
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「諸君はジャンクショップは初めてかね?」
「……ジャンクショップ?」
「ジャンクショップも知らんとは!?」
田舎100%純粋培養菌糸類ポルチーノくん、全く聞いたことのない名称に首を傾げます。
「諸君も傘の下にカードを挿入して能力を変化させるだろう?
ここジャンクショップは、そのカードを取引したり、装備やボディのカスタマイズを行うショップの事なのだよ」
「そんなスゴイ所があるッポルね!?」
「しかし、初めてとなると田舎者の諸君には少々刺激が強すぎるかな?実はこのタマニータウンのジャンクショップは世界最大とも言われているのだよ!」
何故か誇らしげに、常連顔で語るムッシュ。
ムッシュも初めてなのにね(小声)
「さぁ、色々見てみようではないか」
と、部屋に入って行くと、中央のカウンターにひとりの真っ赤なキノコが背を向けて立っていました。
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「………………」
うーんこの威圧感。
このキノコ、どうみても危険菌物――。
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