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ギターの練習・ラップの練習

久しぶりにトリプルファイヤーのリハがあった。11月1日の大阪味園ユニバースでのイベント「味園 LAST WALTZ」と2日の「FESTIVAL de FRUE」に向けたものだ。前者はシマダボーイと沼澤くんが加わった6人編成、後者はそこに若菜さんが加わった7人編成で臨む。今回のリハは7人編成で行った。

若菜さんに「ギターうまくなりました?」とお褒めの言葉をいただいた。一緒に演奏するのは8/19の渋谷クアトロぶりだ。あまり自覚はない。冗談めかして「アメリカで鍛えられたのかも」とそれっぽく答えてはみたものの、実際のところは、最近家でよくギターを弾いていたからだと思われる。この間、スティーリー・ダン「滅びゆく英雄(Kid Charlemagne)」のギターソロをただひたすら弾いて過ごしていた。ラリー・カールトンの名刺代わりとなっているソロだ。なぜコピーしようと思ったのかは忘れてしまった。

フレーズと運指を体に叩き込んだら、タイム感や音価コントロール、アーティキュレーション、ニュアンスを意識しながらカールトンの演奏をなぞる。完コピを目指して何度も何度も繰り返す。この数日、毎日小一時間ほどこれに取り組んでいた。

必ずしも練習という意識で取り組んでいたわけではない。単に弾いていて楽しいからというのがもっぱらの動機だ。要するに手慰みである。とはいえ、取り組んでいるのはイメージ通りに自分の体を動かすことにほかならず、たとえ練習しているつもりがなかったとしても、上達するのは当然といえば当然だ。

meiちゃんがアメリカでカラオケに行ってみたかったと言うのを聞いて、今後もし何かがあったときのために、洋楽の十八番をいくつか用意しておかねばなるまいと考えた。アメリカでカラオケをするとなれば、やはりカラオケバーのようなところに行くことになるのだろう。しばしば映画に登場するあのカラオケバーである。

映画に登場するカラオケバーの場面といえば真っ先に「(500)日のサマー」が思い浮かぶ。映画のなかでは、ジョセフ・ゴードン=レヴィットはピクシーズの「Here Comes Your Man」を歌い、ズーイー・デシャネルはナンシー・シナトラの「Sugar Town」を歌っていた。ほかにも、『マイレージ・マイライフ』で、アナ・ケンドリックがシンディー・ローパーの「Time After Time」を歌う場面が印象に残っている。最近の映画だと『フォールガイ』にもカラオケのシーンがあった。フィル・コリンズの「Against All Odds (Take a Look at Me Now)」をエミリー・ブラントが熱唱していた。

英語の歌を練習することは英語学習にも有用に違いない。Spotifyで「KARAOKE」というプレイリストを作ってみる。ビージーズ「How Deep Is Your Love」やジョン・レノン「Women」、B・J・トーマス「雨にぬれても」、バックストリート・ボーイズ「I Want It That Way」、エクストリーム「More Than Words」など、馴染みがあって歌いやすい曲を追加する。

ところで、海外ではどのような曲がカラオケで歌われているのだろうか。「karaoke」というワードでSpotifyのプレイリストを検索してみる。それらしきプレイリストがいくつか出てきた。見るとエミネムの「Lose Yourself」が目につく。バンクーバーのバーでこの曲が流れたとき、店内で大合唱が巻き起こっていたらしい。眠気が限界に達していたせいなのか、あるいはあまりのうるささに五感をシャットアウトしていたせいなのか、まったく記憶に残っていない。

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