【9/17中日戦△】重い空気を破るのは、いつだってベテランの1本だ。
「マクブルーム!!!!!」と、私はソファに寝転びながら叫ぶ。マクブルームは同点だったか勝ち越しだったか逆転だったかのタイムリーを打っていた。…横浜戦で。
いや、目の前のテレビでは、チャンスを何度も迎えながらもなかなかいかせないヤクルトたちがしょぼんとベンチに帰っていっていた。なんだかうまくいかないな…と、思うわけだけれどもこういうのはつまるところまあ、「連敗あるある」では、ある。マジック点灯している時期なのにとか、首位なのにとか、優勝がかかっているのにとか、思うところはもちろんいろいろあるのだけれど、時期が時期なだけで、つまりは「連敗の苦しさ」である。そしてそれはもちろん、いやというほど経験してきたことでも、ある。そうだ、こんなのは得意技じゃないか!と、無理やり言い聞かせる。もう、無理やりです。
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