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教えて!お金の神様「子供がまだいなくても生命保険に死亡保障を付ける必要はありますか?」

Q. 子供がまだいなくても生命保険に死亡保障を付ける必要はありますか?

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A. 生命保険は金融商品なので、費用対効果から考えることをお勧めします。

保険は加入年齢などによって支払額が変化します。トータルコストで保険料を比較することが大切になります。また、加入するためには「健康であること」も問われます。比較的に健康である若いうちに加入することも検討する必要があります。トータルコストの観点を持って、保障内容も検討しましょう。

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よくわかる解説

まず前提として、生命保険は金融商品であるということです。金融商品は費用対効果で考える必要があります。生命保険はよく「万が一の事態」の為に加入すべきと言われますが、一方で、その「万が一の事態」が起きない可能性の方が高いです。

また今、子供はいないが、例えば、5年後くらいに子供を授かった時に死亡保障など必要な保障付きの生命保険に加入することを考えてみましょう。トータルコストで比較した場合、今年と5年後に加入を先送りした場合を比べても加入する保険会社や商品にもよっても異なりますが、大きくトータルの支払い額が変わらない可能性もあります。だから、5年後と今の保険の支払額が大きく変わらないのなら、当然保障が早く受けられる今、保険に加入した方が良いですよね。

また、別の観点で、生命保険は加入時に保険会社によって問われる内容も変わりますが、原則的に「健康状況」を問われます。
子供を授かって「死亡保障などが付いた保険に加入しよう」としても重篤な病気がある場合は、健康上の理由で生命保険の加入を断られる可能性があります。もしくは、保険の加入を認められるかもしれませんが、とても割高の支払額になってしまうこともあります。よって、健康である今のうちにしっかりとした生命保険に加入しておくという観点も大切です。これは意外と見落としがちのことです。

生命保険に入るためにはトータルコストの観点でしっかりと費用対効果を検討することと健康的な事由で入りたい時に入れないかもしれない2つのことを考慮して加入を検討することをお勧めします。

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