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貯金が増えれば仕事が遊びになる

何のためにお金を貯めないといけないのでしょうか?
今回は質問も多い貯金をする根本的な意味についてお話します。

これは私のイメージではありますが、貯金を持っていない人の仕事は労働者やワーカーと呼ばれるような「働いて生きていくための糧」を得るようなことを思っています。一方で、貯金を持っている人の仕事は余裕もあり、「仕事が遊びになっている」ように思います。

私が大学生の時にお金を貯めるきっかけを作ったひとつになった本多静六さんの言葉があります。皆さんも是非紹介したい名言です。

『人生最大の幸福は、その職業の道楽化にある。
富も名誉も美衣美食も、職業道楽の愉快さには遠く及ばない。』

本多静六さんは幕末の1866年から昭和27年まで生きた方で、「月給4分の1天引き貯金」を実践して、職業の道楽化のためにお金を貯めて、巨万の富を築けた方です。まさにお金の偉人です。

「職業の道楽化」というのは働く目的が生きることや家族を養う為が一番の目的になっていません。天職を全うするために仕事しています。実際に本多さんも亡くなるまで楽しみながら仕事をしたと言われています。
私は、そのような本多静六さんの働き方、生き方にとても感銘を受け、憧れています。私も同じように「職業の道楽化」が実現できるようにお金を貯めています。私は実現に向かっている途中なので、今でも生きるための糧を得るために働くことが0になったわけではありません。

英語に「Player」という言葉があります。
この言葉は「仕事をするプレイヤー」と「遊び人」という2つの意味があります。このPlayerが表すような「遊びながら働くこと」を目標に日々働いています。例えば、私は人前でセミナー受講者に向けて話をする、個別相談に来られた方の悩みを解決することがとても楽しみです。

なぜ、この「遊びながら働く」気持ちで仕事ができるのか?と改めて考えてみると私がある程度まとまった貯蓄を持っているからだと行き着きました。
社会人になった約20年前も同じような気持ちで、いずれは天職にしたいという想いで働いていました。しかし、その頃の私は今のように貯蓄がまだなかったので、どこか頭の片隅に「生活をする為に稼がないといけない」という気持ちが付きまとっていました。
そこから20年から少しずつ先取り貯金をして貯蓄・財産を積み上げてきたおかげで、私は「仕事=プレイヤー」だと思えるようになってきたのだと思います。皆さんも「仕事を道楽のように楽しんで働くこと」をお金の貯める動機のひとつにすると良いと思います。

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