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教えて!お金の神様「『生命保険は若いうちに入った方が得』とよく言われていますが本当ですか?」

Q. 「生命保険は若いうちに入った方が得」とよく言われていますが本当ですか?

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A. 若いうちに入った方が月々の保険料は安くなることが多いです。大切なのはトータルコストをしっかりと考えることです。

加入年齢が若い方が月々の保険料は安くなります。しかし、その分、長く加入することになるので総支払額(トータルコスト)は逆に高い可能性もあります。自分が加入したい保険の支払い方やプランをしっかりと試算したうえで、ご自身のライフスタイルとも合わせて決めると良いでしょう。

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よくわかる解説

「若いうちから保険に加入した方が得だ」という話は「若くから保険に加入すると月々の保険料が安い」ということから来ている話です。保険の話題になる時にとてもよく聞く、あるある話です。
確かに「若いうちから保険に加入した方が月々の保険料は安くなる事実はある」のですが、その分、保険の加入期間は長くなるので保険の総支払額(トータルコスト)で見た場合、高くなる可能性もあります。

保険の支払い方には様々なタイプがあります。月々の保険料が一生涯変わらないタイプもあれば、年齢に応じて少し上がっていくタイプもあります。
また、払済保険と呼ばれるタイプもあります。これは、例えば、20歳で保険に加入して10年間(30歳)や定年の60歳で保険料を払い終えられるプランです。
一生涯が何歳まで生きられるよって変わりますが、90歳まで生きる前提で考えれば「60歳で払い終える払済保険」の方が総支払額は安くなる可能性が高いです。もちろん加入する保険会社、商品(プラン)、保障内容によっても条件は変わりますので事前にしっかりと試算をしたうえで加入するかを決めることをお勧めします。「5年後くらいに加入しよう」と思っている保険が実は今から加入した方が総支払額も安い可能性もあります。その場合は、保保障期間も5年早く始まるので今から加入してしまった方がお得です。

また、保険料の観点だけでなくて、保険に加入しようと思っている間に重篤な病気などになってしまうと加入を断られてしまう可能性が高いです。損得勘定だけでなく、ライフスタイルに合わせて必要な時に加入すると良いです。


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