教えて!お金の神様「iDecoのデメリットはありますか?」
Q. iDecoのデメリットはありますか?
A. 原則、途中解約ができなく、お金も60歳まで引き出すことができないことがデメリットです。
お金に困った時に途中解約したり、一時的にお金を引き出したりすることはできないこと最大の注意点です。また、停止や変更に関しても書類の提出をして、受理されるまでに時間が掛かり、即時に変更ができないことも注意が必要です。
よくわかる解説
iDeCoは自分で拠出した金額を運用することができ、幅広い商品から選択することができることはメリットが大きいです。また、拠出した金額分を所得控除でき、節税効果があることも大きな魅力でメリットです。
しかし、iDeCoはご自身で運用する「年金制度」なので、例えば、お金に余裕がなくなった時に途中で解約をして、お金を引き出すことはできません。停止をして拠出を止めることは可能です。ただし、停止をする場合も手数料、諸経費は必要ですのでご注意ください。
また、拠出(掛け金)の変更は、年1回のみ変更が可能です。変更は、「加入者掛金額変更届」という書類の提出が必要で、書類が受理された翌々月から変更が適用になり時間も掛かります。変更回数が年に1回、変更する場合も手続きに時間が掛かり即時でできないは注意が必要で、デメリットとも考えられます。