中古物件を購入する時は念入りな調査が大切です!
相談者が住んでいた都内の分譲マンションでひと部屋だけが3回も所有者が変わった部屋があるとのことです。
分譲マンションを購入する方はもちろん長く住む意志があって、基本的に購入しているかと思います。だから、10年間で3度の所有者変更はやはり多いことです。
なぜ、その部屋だけ引っ越しが多いのか相談者も気になっていたようですが、どうやらその部屋の隣にかなり騒音を気にする方が住んでいて少しの音でもかなりの苦情が来てしまうことが原因のようです。
分譲でも賃貸でも物件には告知義務という瑕疵(欠点)を告知する義務があります。例えば、その部屋で亡くなられた方が出た場合などです。中古物件を購入する時はこの告知をしっかりとまずは調べることが大切です。ただし、この騒音などの隣人トラブルはこの告知義務でもわからない場合があります。
その場合でも過去の取引実績をWebなど確認することで短期間で売買が繰り返されている場合は要注意です。また、仲介の会社を通じて調べることもできますし、現地訪問もできます。
購入してからすぐに売却することもできますが、時間もお金も大きくかかる話なので極力避けられるように進めたいです。長く住む家だからこそ念入りに調査をすることをお勧めします。