大阪の日本画 中之島美術館
大阪の日本画 中之島美術館
後期展示
中村貞以目当てで行ってきた。
これはポストカード。
この真ん中の絵が見たかった。
タイトルは「失題」。
画像はないけども北野恒富の描いた淀君のひとつは、
谷崎潤一郎の奥さんの顔をモデルにしたらしい。
北野恒富と谷崎潤一郎は親交があったらしい。
文壇と画壇は切っても切れない関係性があるのかも。
前期後期で七割入れ替えたらしくて、前期も行けば良かったなと軽く後悔するくらいに良い展示だった。画像1番右の「風」という絵が見たかった。
撮影可能なものを、全部撮影してきた。
最初の絵は高橋成薇。
中村貞以と結婚して、
家庭に入って貞以を支えたいと筆を折ったらしい。
師の島成園がそれを惜しんだなど。
こんなにうまくてもやめるときはやめるんだなと思った。
着物の柄を見るのが楽しい日本画。
絵で見た着物を着てみたくなるので、
作家自身がどのような気持ちで描いてたかまでは分からないけども、
「着物を売りたい」という大阪の商業意識のようなもののようにも思えた。
着物で来場してる方も見かけて、
とても雅な展示会だった。