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【女神たち】#010 自由なわたしの人生

今週も1週間おつかれさまです!

20℃を超える日が出てきました。

川や噴水でボートを遊ぶ子ども達をみて
夏の気配を感じています。

自主性を大切にする女神のお話し

青空が広がり風が心地よい春の日の
Starbucksのテラス席。
姿勢よくたたずむ彼女の姿があった。

「自由なダンスがしたくて。
自由に仕事がしたくて。
高校生の頃から夢だった
スタジオを始めたかな」

ダンサーとして活躍する一方、
子どもから大人まで
楽しく自由に踊れるダンススタジオ
を運営している女神。

幼い頃からバレエや新体操に勤しみ、
お兄さんの影響ではじめたダンスに熱中。

高校生の頃ダンス部を立ち上げ大会で優勝し、
ダンス専門学校へ進学。
卒業後はテーマパークでダンサーとして
経験を積んできた。

「組織の中でダンスをするよりも
好きなダンスをしたくなったの。
その経験はもちろん大事だけど、
好きな踊りで、好きな曲で
好きな教え方で。
せっかく好きなことを仕事にしているから
とことん好きなことをしたくなったの」

テーマパークのダンサーを辞め
アメリカでダンス留学へ。

帰国後、
しばらくしてダンススタジオを立ち上げた。

「わたしはダンサーを育てたいわけじゃない。
ダンスがあるから仕事や勉強を頑張れるとか、
ダンスが一個の場所としてあって。
とりあえず生徒たちには
幸せになってくれたらうれしい。
ダンスを通して自分で
メンタルのコントロールを覚えて、
目標達成の手立てを
自分で考えられるようになれる。
そして、生きていく上で
メンタルの強さって大事になるじゃない?
好きなことがあった方輝くし
幸せに生きてほしい」

自身の経験から自主性を大切にしている彼女。

従来のダンスレッスンだけでなく、
様々な経験の場を設けている。

例えば、コンポジット撮影会。
『自分の魅せ方を知り、
自分と向き合い
自分に自信をもつ機会になれば』
と実施した。

生徒たちは思い思いに自分を表現し、
その表情はあどけなさを残しながらも
凛々しく逞しかった。

「中学時代、
新体操のコーチたちは
自主性を大切にしてくれた。
自分と向き合って
自分が上手くなるために練習してきた。
だけど、大会に行ってみると
他のクラブチームのコーチはとっても怖くて。
みんなそのコーチに怒られないために
練習していたの。
そのコーチがいなくなれば弱くなる。
それって自主的にやっていないし
人間として弱くなっちゃう。
だから生徒たちにも
わたしが怖いからやるのではなく
ダンスが好きだからやる。
頑張るか頑張るかはその子に任せているのよ」

楽しそうに踊る彼女を真似する生徒たち。

彼女の周りには笑顔の花がたくさん咲いている。

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