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求められるリーダー資質

今回は新東京歯科衛生士学校とのコラボ企画、歯科衛生士の就職・復職に役立つインタビュー企画です。ミュゼホワイトニングに加盟する南青山デンタルクリニックの青山先生に協力をお願いし、歯科衛生士のための就職・復職に役立つお話を聞かせていただきました。

医院紹介

医療法人社団 健青会 南青山デンタルクリニックは都内と神奈川に6院、地元広島に1院の計7院を運営しています。

医院の特徴を教えてください

治療の追求もそうですが、それ以上にホスピタリティに気をつけています。矯正治療が中心なので、1回2回で終わるものではありません。その間対応に問題があるといくら治療が良くても満足度が下がってしまうので、ホスピタリティを意識し、普段の考え方、生き方を高めていきたいというのはスタッフと共有しています。

実際にどんな衛生士さんが働かれてますか

ホスピタリティにやりがいを感じられる方ですね。今は広島を含めると全体で40名になります。また、働きやすい環境でなければ患者さんに良いサービスを提供できないと思うので、モチベーションや働く環境の声を拾いやすい仕組みにしています。

勤務する歯科医院を選ぶポイント

面接の時に言ったりするのですが、ある人にとって良い病院が、ある人にとって良くない病院というのは当然あることだと思います。
自分にどのレベルが合っているのか、高いレベルを目指せばしんどい思いもするでしょうし、そういうことにやりがいを感じる方もいます。
多少厳しくても成長したいと思うか、緩い所の方がいいのか、何のために仕事をするのか、自分の価値観を整理してから面接したり就職先を決める必要があるのではないかと思います。
医院を選ぶ際は、働いてる人を見れば、嫌々仕事をしてるのか、楽しそうにしてるのかわかると思います。面接官は入社して欲しいから良いことを言うと思うんですが、面接する人は猫をかぶりますが、働いている人は猫かぶるわけにいきません。働いている人の仕事ぶりを見るのがいいのかなと思います。

新しいことに挑戦し、意欲的に考えてる人間の方が医院としては評価しやすい

失敗しないで成長するってなかなか出来ないと思います。失敗した際もあれが悪いとか環境のせいにするのか、自分に矢印を向けるのか、そこで伸び方も違ってくるし評価も変わってくると思います。
患者さんも言い訳ばかりの人に診てほしいと思わないでしょう。壁や失敗も含めて一事が万事と思ってます。

リーダーの育成方

最初から指導にやりがいを感じる人は中々いないと思っています。私自身人に教えるより自分でやる方が簡単で早いって考えでしたが、経営者なので教えないわけにはいかないので、そういうのをやっていくうちに、実際に人が育ってきたり、中には感謝してくれる人もいます。
同じように最初は私から育成のお願いをするので、嫌々行う方がほとんどでした。しかし、その中で感謝してくれる後輩が出てくると、やり甲斐を感じてくれて、患者さんの為、組織の為、病院の為などちょっとずつ喜びを感じてくれています。