8月を想う
暑中お見舞い申し上げます。
酷暑にクラクラする毎日です。
もうすぐ8月がやってきます。
私にとって特別な月です。
歌舞伎に出合ったのが8月、コロナ禍の歌舞伎座五ヵ月間の休演明けに再開したのも8月でした。亀治郎が昇天したのも、星になった姪の誕生日、純弥さんの誕生日も8月。
歌舞伎座再開時のことは昨日のように覚えています。
客席は半分以下に間引かれ、誰も会話せず静まり返った客席、緊張感が漂っていました。幕が開き、スッポンから登場した猿之助さんを観て涙しました。
あれから4年が経ちました。
そして、猿之助さんを観ることできなくなってから1年以上が経ちました。休演期間を超えてしまった。こんなに長い間を猿之助さんの舞台無しに過ごしたことは、歌舞伎に出合ってからありませんでした。
7月のラストに、今、私が思うこと、心も景色も変化変容していくこと、猿之助さんのこと、純弥さんとの出会いのこと、などなど。
聞いてください。
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