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変化舞踊のように
私の今月の観劇がやっとスタートしました。
篠原演芸場で劇団暁の公演を観に行ってきました。
この日は恋川純弥さんが再びゲスト出演でした。先月も暁の公演に出演したのでまた来てくれるとは思っておらず。私の誕生日付近だったので嬉しくて楽しみにしていました。
暁は先月から一か月半、篠原で公演を行っています。
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この日は三咲龍人くんの「龍人祭り」でした。龍人くんが芝居も舞踊もプロデュースする一日。暁人座長いわく、純弥さんを独り占め状態の龍人くん。相舞踊も楽しそうでした。
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こんなに龍人くんの芝居や舞踊を観たのは初めてでした。若手の中でも、柔らかな雰囲気と相手の懐に入ってく大胆さが魅力だと思っています。今回、引き出しの多さに驚きました。
芝居は「漁火挽歌」と「丹下と石松」
昼夜替えでした。
暁人座長が描いた脚本だそう。筋にツッコミどころがあったりしましたが、良い意味でライトで楽しかったです。ともに龍人さんが主役をつとめ、夜の部は純弥さんとガッツリ組んだお芝居でした。
でもそれよりも純弥さんの個人舞踊のラインナップに感動してしまった。
歌舞伎で言う「変化舞踊」が心に浮かびました。
一人の踊り手が扮装を変えて連続して踊り分ける舞踊が変化舞踊です。猿之助さんのお家芸に多くあり、着替えには早替りの趣向を取り入れています。
これは扮装を変えればいいというわけではありません。それぞれのお役の性根を掴んで踊り分け、演じ分けをしなければ面白くないのです。
純弥さんは、1曲の中で扮装を変えたわけではありません。
個人舞踊を昼夜で4曲。連続ではないけど、それぞれの世界観が違いすぎてびっくりしました。まるで芝居を観ているような舞踊は、四つのお役の演じ分けを観ている感覚になりました。
感想を聞いてください。
★劇団暁と純弥さんは舞踊ショーの写真掲載が全てOKです。
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