「TEAM JUNYA」西成結劇場 1
大阪、西成結劇場「TEAM JUNYA」公演
千穐楽おめでとうございます。
私は昨日、無事に帰ってきました。遠征は控えようと思ったけど、恋川純弥さんの座長としての公演を観てみたかった。また、今年2月にオープンした大衆演劇専用の劇場を体感してみたかったのも理由です。
大衆演劇を少しづつ観るようになって1年が過ぎました。東京の三つの劇場、大阪では浪速クラブや朝日劇場、和歌山県にも行きました。規模はいわゆる小劇場。
どの劇場に行っても演者さんと距離が近いのが大衆演劇。劇場の作りは様々です。花道があったりなかったり、桟敷席が多いところ、全く無いところ。舞台が低い高いもあります。
歌舞伎も様々です。歌舞伎座みたいな壮大な劇場もあれば、地方にある桟敷がメインの芝居小屋もあります。
今回の西成結劇場は、舞台が低くて、客席フロアとほぼ地続きみたいなイメージです。最前列と二列目が桟敷席になっていました。
この劇場の特性を活かした純弥さんの手腕がすごいと感動でした。劇場を活かすも殺すも演者さん次第だと思っています。
過去、私の経験の中で、こういうことを感じたのは勘三郎さんの平成中村座と猿之助さんのスーパー歌舞伎Ⅱの時だけです。
座長の純弥さんの意向を汲んでなのか、メンバーの皆様の巧みさにも感動でした。舞台と客席の’見えない境界線’が良い意味でなかった。自然と全体に一体感が生まれていました。
私は三列目、椅子席では最前列でした。
大雪が降りました(笑)
舞台の低さを感じてもらえると思います。
猿之助さんがこんぴらの金丸座で降らせた雪の量を超えました(笑)桟敷席の皆様は尋常でない量の雪をかぶってました。これも純弥さんのアイデア。
まずは、劇場のことや、見えない境界線が無い楽しさのこと、純弥さんの座長としての顔などの印象など。遠征レポです。
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