立川立飛歌舞伎 初日 1
立川ステージガーデン「立川立飛歌舞伎 特別公演」が初日を迎えました。おめでとうございます。
立飛グループ100周年記念事業として開催が決まったのは1年くらい前でしたでしょうか。当初は猿之助さんが座頭で行う予定でした。
5月の事件で公演自体が無くなってしまうのではないかと心配していましたが、そのまま澤瀉屋中心の公演として続行してくださいました。立飛グループの決断には感謝しかありません。
しかも4日間の公演なのに、ヘッダーの写真にある特別幕まで作っていてびっくりしました。飛行機に乗った團子くん壱太郎さん。
立飛グループは、もともと飛行機の設計や製作、販売を目的として設立されたそうです。この幕がお出迎えしてくれてテンションが上がりました。
席は三階。宙乗りの終点、鳥屋の近くでした。
團子くんの吉野山、青虎さんの四の切。ともに猿之助さんが節目で演じてきました。6月以降、今日が一番寂しかったかもしれません。それでも今頑張る皆様は希望でした。
吉野山で猿之助さんの声が甦りました。
「星満々たりと云えども 月の光に勝つこと叶わず ならば手柄に からめてみろ」
久しぶりの吉野山を観た感想と、これから行く方への会場プチ情報をお話します。四の切のお話は次回に続きます。
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