ヤマトタケルから大衆演劇まで~今月の余韻
猿之助さんのファンクラブ「Kame Pro Club」から完全解散のメールが届きました。昨年の解散に続き、「完全」が来ると思わなかったので心が少し痛みました。
一つ一つ手放して、今の私は猿之助さんの舞台の思い出とともに生きています。映像は未だに何も見ていません。
思い出は美化されます。思い違いもあると思う。でも、舞台と客席で笑ったり泣いたりした思い出は、生きる支えになっています。
ただただ待っています。
思い出を新たに重ねられる日を待っています。
今月はヤマトタケルを観ることができて本当によかった。それを機に、昔の猿之助さんの写真を見ることができるようになったり、スーパー歌舞伎への想いが再燃しました。
そして、猿之助さんとの共演を観なければ足を踏み入れることはなかった大衆演劇。私はそこで心を救ってもらうことができました。
完全解散のメールに、今月感じたことが繋がりました。これから、大きく帆を張る私に風を送ってくれる人や芝居が現れるような予感がします。
今月は体調を考えながらでしたが、思うより観劇できました。一か月のお芝居を少し振り返ります。
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