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博多座「朧の森に棲む鬼」後編

遠征旅の話をしています。

旅の始まりは博多座です。2年ぶり「新・三国志」以来でした。すごく昔に感じました。猿之助さんとの思い出や、いろんな想いが溢れて寂しくなりましたが、それを俯瞰できる私もいました。時が経ったことを実感できました。

前編では幸四郎さんの話しかできず。。なにせ新橋演舞場の初日以来の幸四郎ライだったので感動が止まりませんでした。

また、博多座のホスピタリティが素晴らしい。いつ行ってもウェルカムな空気が気持ちいい。また行きたいと思わせる劇場です。

そして舞台機構。三代目猿之助が「スーパー歌舞伎座」と言ったほど、澤瀉屋のスーパー歌舞伎に適した劇場です。スーパー歌舞伎は音楽、ライティング、アクション、本水の立廻り、宙乗りなどの歌舞伎のケレンが詰まった作品です。それらを最大限に活かせる劇場なのです。

歌舞伎NEXTもプロジェクションマッピングやライティング、音楽、ケレン。。ふんだんに入っています。これを博多座で観たかった。

話が止まらなくなるので感想を聞いてください。


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