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博多座「朧の森に棲む鬼」前編

今日から旅をゆっくり綴ります。

昨年末、新橋演舞場で東京公演を観ました。幸四郎さん松也さんそれぞれを観て、やはりもう一度観たいと思いました。

ならば博多座で観たい!歌舞伎NEXTは音楽やライティングが素敵です。本水や宙乗りもありケレンたっぷり。博多座は舞台機構が良くて、特に音響の良さがお気に入りだからです。

久しぶりの博多座でした。「新・三国志」以来です。いつもながらホスピタリティが最高。至れり尽くせりで快適でした。

幸四郎さんVersionは東京の初日以来です。ものすごい進化を遂げていてびっくり。一つのお役を演じ続けるのを観る醍醐味を味わいました。

「何故ここまで全力で楽しませてくれるのか」

私が役者さんに魅了される理由の一つです。

舞台は命がけ、全力は当たり前。そう思う。でも、夢を見させてくれる舞台でそれを肌で感じたことは数えるほどです。

博多座の幸四郎さんを観ながら胸がいっぱいになりました。

博多座滞在は半日でしたが、とても充実した時間でした。偶然にも東京の友人が同じ回を観劇。終演後におしゃべりできたのも楽しかったです。

感想を聞いてください。
幸四郎さんのライのお話。


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