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1月の気になる歌舞伎と大衆演劇

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

インフルエンザから回復しました。今年は観劇を楽しめるよう、身体の声を意識して過ごしていきたいです。

さて、新年もお芝居を楽しむ予定ですが、インフルが想定外だったのでまだほとんど予定が立っていません。

毎年お正月は歌舞伎座で観劇をしていました。それも見送りとなりました。今年はゆっくりしなさい、ということですね。

今やっと何を観に行こうか考え始めたところです。とはいえ、最近の歌舞伎公演は昼夜それぞれ時間が長く、一つ一つの余韻を楽しめないことがちょっぴり悩みです。

歌舞伎座は「一幕見席」という、昼夜各部の1演目だけ観ることができる4階席があります。1~3階の席とは入口も別、チケット発売方法も特殊です。前日12時からオンライン発売&当日券のみ。

病み上がりなのでまずは幕見で歌舞伎座を楽しもうかなと思っています。

「壽 初春大歌舞伎」

私が観たいのは昼の部「陰陽師」
2013年歌舞伎座新開場杮落とし公演で新作歌舞伎として上演された夢枕獏さんの小説シリーズの歌舞伎化。

近年、猿之助さんも夢枕獏さんの「陰陽師」をもとに脚本演出で上演しましたが、これはそのだいぶ前の元祖のような作品。2013年に猿之助さんは出演していません。

今回は12年前の主演の二人、幸四郎さんの安倍晴明、勘九郎さんの博将ペアが復活!このお二人のコンビがいいのですよ。

大百足退治の場面は歌舞伎の様式美たっぷりな立ち廻りだったような気がします。大百足は圧巻です。

夜の部「熊谷陣屋」の熊谷を演じるのは松緑さんです。私、松緑さんが仁左衛門さんの代役で熊谷を確か初役で演じた時を観ています。急な代役で相当なプレッシャーだったと思う。私が観られるとしたら、それ以来かと思う。

また、「二人椀久」の壱太郎さん右近さんペアは満を持して歌舞伎座に登場ですね。2018年、右近さんの自主公演「研の會」ペアです。観ていないので観たいな

そして!満を持して、と言えば「大富豪同心」です。

BS時代劇で人気ドラマになりシリーズ化。歌舞伎で観たいという声をXでかなり見ました。それを主演の隼人さんをそのままで実現です。TVシリーズでお馴染みの幸四郎さんも、先日のスペシャルで登場した猿弥さんもいます。

ラストの総踊りは期待しても良いのでしょうか。
楽しみにしています。


歌舞伎でもう一つ行きたい公演は「新春浅草歌舞伎」

猿之助さんが亀治郎の頃から毎年欠かさず観てきました。若手の登竜門と言われています。今回からメンバーがほぼ一新されました。

若手の勉強の場なので、正直言うと演目は渋いなと思う。けれども歌舞伎座では絶対に叶わない座組&演目です。浅草の町ぐるみで楽しむ歌舞伎です。料金もお安めなのでお勧めです。

名物「年始ご挨拶」は、各部の幕開き前に日替わりで俳優さんが一人で挨拶をします。これはフリートークの勉強の場。猿之助さんは辛口な話が多かった(笑)


歌舞伎公演はその他、新橋演舞場で團十郎さん一が、新国立劇場で菊五郎劇団の公演があります。1月は東京で四座開くことになります。


さて、大衆演劇も行きます!
というかこちらのほうが席予約を済ませてまいます。

一つ目、篠原演芸場で劇団暁の公演です。

篠原演芸場は劇場リニューアルのため2月中旬から休館になります。それまで約一か月半、暁さんが公演をします。暁人座長の芝居作りは面白いので楽しみにしています。

また、恋川純弥さんのゲスト出演が決まっています。1月11日、12日、14日、15日の4日間です。

純弥さんと暁人さんコンビはパワフル。昨年9月のTEAM純弥公演でずっと一緒だった二人です。その時のラストショー再現もあるようです。ブラッシュアップしたものが観ることできるのでしょうか。楽しみです。


もう一つ、浅草木馬館は劇団美山。

美山さんの公演は2度ほど観に行ったことがあります。華やかでゴージャスな印象の劇団です。

ここにも純弥さんがゲスト出演します。篠原の次の日、16日です。私は美山さんと純弥さんの共演を観たことがないので観てみたいです。


大衆演劇は芝居の内容が日替り、さらに昼夜替えです。観たい芝居と休日が重なったらふらっと行ってみようと思います。


豪華な1月です。

マイペースで観劇を楽しみます。

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お時間ありましたら覗いてください。


aya



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