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11月がスタートしました。 歌舞伎、大衆演劇の各座が初日を迎えています。 仕事環境の変化で生活のリズムがまだ掴めないままなので、今月は少しゆっくりペースで観劇を計画しています。 自分の身体と心を大事に過ごして、あるものに目を向けて私らしく幸せを感じていけたらと思います。 まずは歌舞伎座に行きます。 「歌舞伎に連れて行ってほしい」と友人に言われていました。以前の私なら迷わず猿之助さんの歌舞伎を初歌舞伎に誘うのですが、今は叶いません。 そうしたら今月の歌舞伎座は劇場の
今日22日は博多座スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の大千穐楽でした。無事に幕が下りてよかったです。 四代目猿之助さんが舞台に立っていない今、スーパー歌舞伎Ⅱの新作の上演は難しいと感じています。なぜならⅡ(セカンド)は四代目そのものであり、四代目の子供たちでもあるから。 でも今、四代目の。。澤瀉屋のスピリットを繋ぐ人たちがたくさんいます。澤瀉屋一門だけでなく、隼人さんをはじめ、四代目と共演してきた若手たち。そして、’猿之助と愉快な仲間たち’の歌舞伎界以外の皆様。 四代目は三
姪の誕生日でした。 初めて抱いた時に「軽い!」と同時に生命の重さを感じて泣きました。妹にこんな幸せをもらえるなんて想像もしていなかった。あの時の嬉しさは今でも感じることができます。 一緒に歌舞伎に行こうね、といつも話しかけていました。 私は会いたくてよく妹の家に行きました。寝返りできたことや、私の腕の中で眠っている顔、歩いたのを見た時、初めて「ayaちゃん」と呼んでくれたこと。 二人目の姪は生まれながら体が弱く、ずっと入退院を繰り返していました。その子は2年前に星にな
私は16年前に猿之助さんの歌舞伎に出合いました。 8月の自主公演「亀治郎の会」でした。 母の影響で小学生の頃から時代劇をTVでよく観ていました。人生の初観劇は千葉真一さんが主催していたJACです。 中学高校時代は演劇部に所属。女子校だったので男役もしたし、裏方も好きだったので演出みたいなこともしました。 当時は小劇団ブーム。三宅裕司さんのラジオが好きで、スーパーエキセントリックシアターをよく観に行っていました。平行して劇団四季も時々観ていました。 学生時代で観劇熱は
8月31日9月1日の2日間、大阪で行われる「研の會」無事に開催してよかった!友人の感想も届き、ホッとしています。 東京公演は9月4日5日です。私も観に行く予定にしています。眞秀くんの夢を乗せて右近さんが初めて親獅子に臨みます。 猿之助さんが連獅子で親獅子を初めて踊った時の仔獅子が右近さんでした。その時のことは今でも忘れません。 そして、自主公演をすることの意義を常に後輩たちに話していた猿之助さん。右近さんが自主公演開催を決めた、その第一回に特別出演をしました。 カーテ
私は舞台を観ることが大好きです。 演劇は「生きる力」になると信じています。 生きるのが苦しかった時、 猿之助さんの舞台に救われました。 猿之助さんが舞台からいなくなり 辛かった時に大衆演劇に救われました。 純弥さんの舞台にだんだんと癒され、 生きていることを実感できたり、 人を好きになる楽しさを感じています。 今やっと穏やかな日常を生きることが できています。 思えば救ってくれたのはいつも役者さんや 劇場で観るお芝居でした。 お陰で私の今日があるのです。 下村
8月がスタートしました。 昨年は歌舞伎座で「新・水滸伝」三昧でした。 今年は昨年よりもアクティブに観劇予定を立てている自分が嬉しいです。心がいつもより軽やかで自由な感じがしています。 我慢癖はなかなか手強いけど、それを知ったことで身体の感覚を気にするようになりました。体調が悪い時は「また我慢していないかな」と自分に聞くようにしています。 自分の感情を優先して、どうしたいのか自分で決めようと思います。好きなものは相手がどうであれ好き。その気持ちを感じ切るまで貫きたいです
暑中お見舞い申し上げます。 酷暑にクラクラする毎日です。 もうすぐ8月がやってきます。 私にとって特別な月です。 歌舞伎に出合ったのが8月、コロナ禍の歌舞伎座五ヵ月間の休演明けに再開したのも8月でした。亀治郎が昇天したのも、星になった姪の誕生日、純弥さんの誕生日も8月。 歌舞伎座再開時のことは昨日のように覚えています。 客席は半分以下に間引かれ、誰も会話せず静まり返った客席、緊張感が漂っていました。幕が開き、スッポンから登場した猿之助さんを観て涙しました。 あれ
今日から連休です。 大阪へ行ってきます。
お陰様で元気になりました。 今月の楽しみがまだまだこれからなので寝込んでいるわけにはいきません。いろいろ気づきがありました。また新たな気持ちでスタートします。 さて、来月7月は久しぶりに歌舞伎座で澤瀉屋の狂言がかかります。待ってましたっ! 猿翁さんが1981年、三代目猿之助時代に創ったお芝居「千成瓢猿顔見勢(せんなりひさごましらのかおみせ)」をリメイクして43年ぶりに上演です。 同じ形ではその後は上演が無く二回目だそう。当時、明治座では昼夜にわたり通して上演されました。
2009年6月からblogを初めて丸15年。 16年目が始まりました。 アメブロからAmebaOwnd、そしてnoteへ場所を変えてきました。楽しくなくなったらすぐに止めようと思い続けて今日まできました。 始めたきっかけは、2008年8月に「亀治郎の会」で歌舞伎に出合ってから毎週のように劇場に通い、東京の歌舞伎を全て観るようになった時です。感想を作り手の皆様に届けたくてblogを書こうと思いつきました。 亀治郎の会は衝撃的でした。 15年前のblogに初歌舞伎の感想が
歌舞伎、大衆演劇、各座初日を迎えました。 おめでとうございます。 私の今月も観たい作品満載です。 自分の頭の整理も含めて順番にご紹介です。 まずは歌舞伎座「六月大歌舞伎」昼の部 今月は襲名披露狂言が行われます。昼の部では、梅枝さんが六代目中村時蔵を、時蔵さんが初代中村萬壽を襲名。また、梅枝さんのお子さんが五代目中村梅枝として初舞台、獅童さんのお子さん方が、初代中村陽喜、初代中村夏幹として初舞台。 お祝いラッシュです。私は昼の部だけ予定していますが、姪が超歌舞伎で観た陽
5月がスタートしました。 猿之助さんの事件からもうすぐ1年になります。 少し前まで5月が来るのが不安でした。 でも今は想像と違った自分がいます。 私が猿之助さんをラストに観たのが5月12日。それから舞台を観て寂しくて泣いたことはあったけど、舞台からの想いを受けて嬉しくて泣けたのが11月でした。大衆演劇で猿之助さんとご縁がある瀬川伸太郎さん恋川純弥さんの舞踊でした。 事件のだいぶ前、猿之助さんに直に澤瀉の紋を使用することをお許しいただいたそう。澤瀉の黒紋付で伸太郎さんの
大衆演劇を観るようになり、歌舞伎と同じお芝居がかかることが新鮮で面白い。 歌舞伎とは。。大衆演劇とは。。私にはわかりません。それぞれの工夫や技法を使って役者さんが体現することが、歌舞伎そのものであり、大衆演劇そのものなのかなと思う。 同じ外題でも物語の展開が違ったり、フォーカスする部分が違ったり。この一年で双方の違いを楽しむのも面白いと思うようになりました。 来月の浅草木馬館「劇団 暁」の公演で楽しみなことがたくさんあります。私は座長の暁人さんが創作するお芝居に興味があ