Thur 04/27/2023: 20世紀の終りに...
こんにちは。池田美樹です。
やっと東京も雨がやんで、今日はとてもいいお天気になりました🎵
皆さん、いかがお過ごしですか?
我が家のデイジーも今日は太陽に微笑んで綺麗に咲いてくれてます❤️
ところで、皆さん。ヒカシューって聞いたことありますか?これって、ピカチュウとか、ポケモンの類ではありません。(苦笑)今日はヒカシューについて、ちょっと語りたいと思います。
◆◆◆ ヒカシューって、何? ◆◆◆
ヒカシューは、日本のテクノポップ創成期(1978年〜)に、世に言う「テクノ御三家」の一つとして、P-MODELやプラスチックスと共にその時代に貢献したバンドです。ちなみに、2023年の現在でも、現役でライブ活動をされているのは、なんとヒカシューだけです!まるでテクノポップ界の「シーラカンス的レジェンド」かと?!!(とはいうものの、ヒカシューは常に進化し続けているので、テクノポップのジャンルからすでに離脱。ジャンルにとらわない。それがヒカシュー。)
ヒカシューは1978年にバンドを結成。今年でなんと結成45周年!!おめでとうございます㊗️ 結婚なら50年目で金婚式。45年目はサファイア婚式らしいですよ。仕事や結婚を継続するだけでも大変なのに、バンド活動45年間ってすごい! 人間関係をうまくマネージメントできないと出来ない神ワザですよね。
ちなみに、巻上公一氏(vo,cor)と三田超人氏(g)は何と高校の同級生。二人が高校の劇団活動時代を含めると何回のライブセッションをしたのか?もしかしたら、ギネス記録にもなるかも?!
ちなみに、私も中学時代は演劇部、高校でバンド活動、文芸同好会をしてました。知らない方も多いと思うんですが、東京キッドブラザーズにも在籍していた巻上さんは、まさに憧れ✨の存在。どうやって自分を表現できるのか?どうしたら、もっと自分らしくなれるのか?と日々悩んでました。高校生時代は勉強そっちのけで、どうやったらユキヒロみたいにカッコよく歌えて演奏できるのか、とかも模索してました。(もちろんドラムとかも当時ちょっとやってたし。苦笑。)結局、その後、自分は音楽活動より広告宣伝とかの方が向いているかな、と、大学生時代はオフィス・インテンツィオでの販促に関わる訳ですが。(この話はまた別の機会で)
そして、話は戻り、「テクノ御三家」のヒカシュー。
今でも定期的にライブ活動中です。もうシニアとか年齢とか肩書も関係ない5人のヒカシュー音楽侍。坂出雅海氏(b)、清水一登氏(kb)、佐藤正治氏(ds)を含むメンバー総出で、月イチのStar Pine's Cafe(東京/吉祥寺)でライブです!(オンラインの有料配信もあるみたい。いい時代になったよね♪)
手抜きは一切なし、同じライブはしない熟練ワザ!絶妙なレジェンド達のパフォーマンスは見逃せない!あのね、巻上さんがHPで言ってたんです。「ライブはナマモノ」だって。そうだよね。ライブって、本当に一期一会だもん。
もし、まだヒカシュー未体験なあなた!この機会をお見逃しなく!Star Pine's Cafeなら、お得な「学生さん向け特別価格設定(U-23割)」もあるみたい!また、全国各地で結成45周年記念ツアーが6月よりスタートしたらしいです。詳しくは、ヒカシューのサイトでチェックしてみて下さいね♪ (なんかバンド活動宣伝の告知みたい。あああ、昔とった杵柄ですね💦苦笑。)
しかし、私がヒカシューライブ参戦を最後にしたのはNYC。かなりご無沙汰させて頂いてます。スミマセン。皆さま、お元気ですか?コロナも終息ムードなので、もうそろそろワクワクしに♪会いに行きたいかなぁ❤️ 何はともあれ、あと5年。金婚式まで頑張っていただきたいです♪
◆◆◆ ヒカシュー「20世紀の終わりに」(1979年) ◆◆◆
さて、今日、紹介する曲は、ヒカシューの「20世紀の終わりに」 (1979年)です。作詞・作曲が巻上さんです。この曲はヒカシューの記念すべきデビュー曲で、近田春夫さんのプロデュース!当時のイーストワールドレーベル(東芝EMI)からのシングルカットで、裏面が「ドロドロ」。
当時は録音メディアといえば、レコードが主流の時代。EPレコード(45回転)で、レコードの表裏に1曲つづ、録音されていました。これに対して、アルバムはLPレコードで33回転。音楽好きなお父さんがいる家は、ガタイの大きいスピーカー、アンプ、レコードプレーヤーが居間とかにあったものです。(実は我が家がそうでした。父と母はもっぱら演歌推しでしたが。)
こんな黒魔術的で独特な恋愛表現を持った歌詞は、巻上さんならでは。
1979年の当時、2000年まであと21年。1973年に五島勉の『ノストラダムスの大予言』が日本で発売され、ベストセラーになった数年後。世紀末は人類は滅亡するんじゃないか、と当時の日本の若者は本当にドキマギとしたものです。
この歌詞の、将来への一種の絶望感と「きっと大丈夫」な日本人特有の曖昧さ。「声をあげて。頭を使って。求めるのは何。」というはかなり悲壮感にも近い。でも、何もやらない手はないよ、とちょっと放任的なんだけれども、応援してるよ的なメッセージ。
歌詞をじっくりと読んでいないと、曲調に騙されてただ明るく踊ってしまう。まるで、スーダラ節のサラリーマンのように。ちなみに、2020年、巻上さんが2019年度の第1回「大岡信賞」を見事に受賞!!同年度のもう一人の受賞者は、詩人の佐々木幹郎さん。なんか、アレン・ギンズバーグではないけど、日々の音楽活動を通して、作詞家としても世間に評価された21世紀の吟遊詩人だよね。本当にこれもめでたい🎉 これは、巻上さんのみならず、ヒカシューのメンバー全員の力があったこその快挙❤️ カッコイイ!
ちなみに、また⭐️告知情報⭐️
さっき巻上さんのHPチラッと見てたら、詩集の第2弾「濃厚な虹を跨ぐ」が完成したらしく、それに伴うパーティが来月あるようです。第2弾の詩集のご出版おめでとうございます🎉 🎉 🎉
< 巻上公一「濃厚な虹を跨ぐ」出版記念ライブ&パーティー >
日時:5月24日(水)19:00pm
場所:渋谷駅前のL-Po
形式:一般の方も参加できるパーティー方式(有料/事前予約必須)
お時間がある方は、ぜひ、HPで確認の上、巻上さんと祝ってくださいね🎵
◆◆◆ 今日のお宝映像のコーナー ◆◆◆
最後は、『今日のお宝映像のコーナー』です。ヒカシューの上の「20世紀の終わり」の映像も、当時のNHK番組「600こちら情報部」でかなり貴重で懐かし映像ですが🎵 最後は、かわいい初音ミクとモッくんのカバーで、ヒカシュー「20世紀の終わりに」をお送りします。
このミクちゃんアレンジのkihirohitoさん、 アニメのおるどりんさん。私とてもこのコラボ作品大好きです❤️ 歌詞もちゃんと理解されたアニメだし。頭の中、ミクミクにされました😍
モッくんこと本木雅弘さんは、ヒカシューと某CMの出演時に出会ったご縁で、ご自分のソロコンサートでこの曲を歌われたそうです。ヒカシューファンだったらしいですよ。シブがき隊とは全然違う激しさで、巻上さんが乗りうつったような♪ (あ、ギリのお義父様、内田裕也さんでしたもんね。その影響もか??)ロックアレンジ版もいい感じ♪
以上、
今日の特集は「ヒカシュー」でした。
お疲れ様でした❤️❤️❤️
今日も、長文を読んでいただいて、恐縮です💦
楽しんでいただけたでしょうか?
時間があった時、不定期で更新したいと思います。
これをラジオ番組にしたら、もう少しは皆様の負担も減るかと思われます。
本当に、好きなこと書くとやめられません💦すみません😅
質問とか、感想とか、お気軽に⇩にコメントお願いします。
お待ちしてます。
とりあえず、今日はここまで。
Have a good day! :)
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Miki's Music of Today (2)
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ヒカシュー 「20世紀の終りに」(1979年)
作詞・作曲:巻上公一
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