作業効率を上げる方法
勉強に限らず何か作業する際の効率はとても大事です。今回はその作業効率を上げるための方法としてポモドーロ・テクニックを紹介します。
まずは簡単にやり方から。25分勉強(または作業)して5分休憩、という流れを繰り返す。これだけです。
25分の作業を1ポモドーロと呼び4ポモドーロごとに15分から30分程度の長い休憩を取ることが推奨されています。
次に、これだけのことでなぜ作業効率が上がるのかについて説明します。
ポモドーロ・テクニックの生みの親であるフランチェスコ・シリロというイタリアの当時大学生は集中力向上のためトマト型のキッチンタイマーを使って時間の使い方を見直しており、試行錯誤の末導き出された結論として、最も集中力が最大化されるのは25分の作業+5分の休憩だったそうです。
ちなみにトマトイタリア語でポモドーロいい、ポモドーロ・テクニックという言葉はここからきています。
人間の集中力が持続するのは長くて50分ほどだといいますが、実際には15分ほどのサイクルで波があることが知られています。30分1サイクルのポモドーロ・テクニックは集中力の15分サイクルを考えても数字的根拠があると言えます。
また、25分という比較的短い時間であることから細かい目標を立てやすく、タスクに対してどれくらい時間がかかるのかを理解するのが容易であるためいつまでに何を終わらせればいいかを無理なく計画でき、作業中に他のことを考えてしまうリスクが少ないそうです。
もともとは30年以上前の大学生の思いつきでしたが、今でも根強い支持を得るこのテクニック、気になった方は1度取り入れてみてはいかがでしょうか。
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