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IBSA柔道グランプリ・ハイデルベルクへ

今回は視覚障害者柔道のIBSAグランプリがドイツのハイデルベルクで行われ、帯同してきましたので、その模様をご紹介したいと思います。海外渡航はコロナ禍以降、初になります。


ドイツについて

ドイツ(Adobe stockより)

まず、初めて渡航したドイツについてです。
国の面積:35.7万平方キロメートル(日本の約94%) 何と、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、フランス、オーストリア、スイス、チェコ、ポーランド、デンマークの9か国と国境を接します?!

人口:約8,482万人(2023年6月、独連邦統計庁) ちなみに、日本の人口は約1億2242万人ですから、日本の約70%です。

ハイデルベルクについて

ハイデルベルク城

フランクフルトからバスで約1時間。有名なスポット:ハイデルベルク城、ハイデルベルク大学。古城街道の西端に位置します。

フライト

ロシア上空を通れないため、行きはロシアの北を通り(北極海経由)、14時間

北極海航路(往路)


帰りはロシアの南を通り、12時間のフライトでした

ロシアの南の航路(帰路)


宿泊ホテル


Heidelberg Marriott Hotelハイデルベルク マリオットホテル
フランクフルト空港からの距離:約80 km バスで約1時間 
ハイデルベルク駅から徒歩約10分
ネッター川沿いの素敵なホテルでした

視覚障害者柔道について


弱視や全盲のアスリートが行う組んでから始める柔道(パラスポーツ)です。昨年12月に投稿したnoteをご参照下さい。


大会について


帯同日程:2024年2月13日(火)~21日(火) 
試合日程: 2月17日(土)~18日(日)

♦大会1日目結果


J1 -48kg
 半谷静香 3位(2回戦敗退)
J2 -57kg
 廣瀬順子 2位
 工藤博子 5位
 (1回戦敗退、3位決定戦敗退)

廣瀬順子選手銀メダル獲得(Facebookより)

J1 -73kg
 加藤裕司 7位
 (2回戦敗退、敗者復活戦敗退)
J2 -73kg
 瀬戸勇次郎 優勝

瀬戸勇次郎選手金メダル!(Facebookより)


試合は下記Youtubeより見ることができますよ


♦大会2日目結果

J1 -70kg
 土屋美奈子 5位
 (2回戦敗退、3位決定戦敗退)
J2 -70kg
 小川和紗 3位

試合を終えて


まず、クラス分けは、2名の選手が無事パスをしました。試合結果は4名の選手がメダルを獲得することができました(金:1,銀:1、銅:2)。全選手が1勝以上をして、入賞できました。日本選手が出場した全試合、畳の横のDoctor's Seatで待機しましたが、大きな怪我もなく、無事に終えて良かったです。2024年初のグランプリはパリに向けて良いスタートを切れました。

お土産

『テディベア』は第26代アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトの愛称『テディ』に由来すると聞いていましたので、アメリカ発祥だと思っておりました。しかし、ドイツのお土産を調べているうちに、1902年にリチャード・シュタイフが作り上げた「クマのぬいぐるみ」が大元だということが分かりました。Galeria Kaufhof Heidelbergへ行って、ブラウンのシュタイフのテディベアを購入しました。

シュタイフのテディベア


最後に


 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。ドイツ ハイデルベルクで行われました国際視覚障害者柔道IBSAグランプリにチームドクターとして帯同してきました。大きな怪我もなく、4名の選手がメダル(金:1,銀:1、銅:2)を獲得することができました。ドイツは次回、是非観光で、『古城街道』や『ロマンチック街道』を訪れてみたいです。右下の♡(スキ)やフォロー、シェアで応援頂けますと、励みになります。よろしくお願いします。援頂けますと、励みになります。よろしくお願いします。

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