吉田沙保里は立派だった!
リオ・デ・ジャネイロ・オリンピックは予想通りメダルラッシュとなりましたね。
今年は丙申年で、丙=太陽ですから日の丸を象徴しております。
さらにリオ・デ・ジャネイロは日本から観れば北で、年盤で吉方、第一陣の出発の7月がまた吉方であったので、日本勢の活躍は予想できたということです。
中でも柔道・水泳の選手のメダルは特筆すべきものでしたが、その中で最も期待された吉田沙保里選手は、残念ながら4連覇を逃し銀メダルに終わりました。
吉田沙保里 1982年10月5日
九紫火星壬申年
子丑天中殺
吉田沙保里さんのデータを作っていてびっくりしたのですが、幼年期・中年期・晩年期の星がすべてエネルギーが強い星になっています。
こういう方はごく稀で、感覚的には普通の人の10人分くらいのエネルギーがあるような感じです。
オリンピック3連覇も不思議ではないエネルギーです。
しかしエネルギーがあるからと言っても、オリンピックはそれだけで勝てる世界ではありません。
オリンピックを連覇するような人は多かれ少なかれ、このような命式を持っています。
世界一というのは、天才が死ぬほど努力して辿り着くポジションである事を忘れてはいけません。
吉田沙保里選手のここ数年を数値化してみてみますと、ロンドン・オリンピックの時はかなり慎重になっていたことがわかります。
おそらく前年に負けていたので、ロンドンに向けて高速タックルを開発したり、スタイルを変化させたからだと思います。
そして、ロンドン以降エネルギーはさらに上昇しているのですが、その中で精神エネルギーは反対に下降しているのがわかります。
つまり4連覇に向けて、相当のプレッシャーを感じていたということです。
ところが今年になって、更にエネルギーが上昇し、自分という肉体が発揮するスピードも一気に上がり、自分のステージも一気に広くなっています。
おそらく吉田沙保里選手は、「いける!」という自信があったのではないでしょうか。
そして、さらに今年は天から最強のエネルギーが降ってきました。
つまり、どこからみても「死角なし」という状態になったのです。
実は、この「死角なし」の状態のとき、スポーツの世界ではよくこういうことが起きるのです。
けして油断しているわけではないのですが、あまりにも自分の感触が良すぎるのです。
野球のピッチャーが肩が軽いときに、抑えるどころか打たれてしまうことが多くなるのと同じ現象です。
加えて、リオは吉田選手にとっては凶方であったのも影響したかもしれません。
私は、今年の吉田沙保里選手のエネルギーを算出していましたので危惧していました。
こういう結果は決まっているものではなく、吉田沙保里選手が慎重に戦うことに徹すれば、4連覇は可能だったと思います。
お伝えしてあげたかったのですが、残念ながら吉田沙保里選手と知り合いではなかったので。。
しかし、だからと言って吉田選手の実績が色褪せるものではありません。
吉田選手がこれまでレスリングのみならず、他の競技の選手にも本気にメダルを獲りに行く勇気を与えたと思うのです。
体操の内村航平選手とともに、日本選手団の希望の光となっていました。
試合後、吉田選手は「日本選手団の主将なのに・・・、ごめんなさい」と泣いていました。
そんなことはありません。
過去、日本選手団の主将でメダルを獲った人はいないんです。
そのジンクスを破ったのです!
さて、次は2020年 東京です。
この機会に言っておきますが、東京はリオのメダルを上回ります!
4年後を楽しみにしておいてください!
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