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天地人

今回は気学の話をしましょう。

「天地人」と言う言葉を目にされることがあると思います。

もともとこの言葉は、孟子の言葉で、

「天時不如地利。地利不如人和。」

からきてます。

(孟子曰く、「天の時は地の利に如かず。地の利は人の和に如かず。」)

孟子は、

天の時(チャンス・実行のタイミング)・・・・・十干

地の利(努力・精神・実行力)・・・・・・・・・十二支

人の和(コミュニケーション・団結)・・・・・・九星

の3つがそろうことによって戦に勝つことができる、といっているのですが、
これは、物事の成功やビジネスにもいえることです。

十干(天=空間)、十二支(地=時間)、九星(人)の関係(天・地・人)を
、自然界の輪廻転生としてとらえおり、人は自然界の法則に影響を受けている
と考え、人生もまた、自然界の影響に組み込まれて運用されている、と言う根
底の元に教示があるからです。

人間の生存とは、天の空間と地の空間の挟間にあり、その範囲が生きる範囲で
す。そこに、人の存在があり、一生があり、「動」があり「生」があるのです。
 
実は九星も天地人に分けることができます。

天の時(チャンス・実行のタイミング)・・・三碧木星・六白金星・九紫火星

地の利(努力・精神・実行力)・・・・二黒土星・五黄土星・八白土星

人の和(コミュニケーション・団結)・・・・一白水星・四緑木星・七赤金星


例えば、生年月日を暦でみていただいて(インターネットで算出できるサイト
もあります)、九紫火星(天の時)年・九紫火星(天の時)月・五黄土星(
地の利)日生まれの人ですと、先天的に人の和が足りないことになります。

ですので、人の和(一白水星・四緑木星・七赤金星)を含む人とパートナーを
組んだり、吉方位になったときに方位取りをすることによって、人の和を補う
ことができる、というように見ていく事も出来るのです。

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