家相は大事:6
最近、問題になっている「いじめ」や「登校拒否」について、家相が原因となっていることが多いようです。
テレビに出る評論家やコメンテータの先生方は、現象の分析はよくされますが、そもそもその原因は何かを仰いません。
ひとつひとつの事例について「これが原因、あれが原因」と後出しジャンケンのように言われますが、同じようなことをやっている子はいるのに、なぜその子だけそういうことになってしまったのか、ということについては何も仰いません。
「運が悪かった」で片付けられてしまうことが大半です。
原因がわからないということは防ぎようがないということです。
「いじめ」や「登校拒否」は「家相だけが原因」ではありませんが、家相がかなりのウェイトを占めていることは間違いありません。
「家相+○○」ということです。
そういうことでご相談に来られた方に「家相はこうなっているはずなのですが」と言うと「その通りです。なぜ、わかるのですか?」と驚かれますが、「そうでないと、こういう問題は起きないからです」とお答えします。
「登校拒否」については、夫婦の結婚のデータと生年月日と家相がわかっていれば、まず間違えることはありません。
以前、上の子が登校拒否をしているのを隠している人がいて、それどころか息子の自慢話ばかりしていたのですが、たまたまバッタリ会ったのがその人の家の前だったので、すぐに「登校拒否をしているはずだ」とわかったのですが、いきなり「登校拒否ですね」という訳にもいかず「お兄ちゃんは何か問題はない?」と訊いたのですが「すごくいい子です」という答えでした。
ところが別の機会に、うっかり口を滑らせてしまったことから、この子が高校1年から学校に行っていないことがバレてしまいました。
私が、こういう仕事をして解決していることもわかっているはずなのに、なぜかひた隠しでした。
もう、モノが言えないくらい赤面していましたが「娘さんもいましたよね?(生年月日を聞いても、多分教えてくれないので)何年生でしたっけ?」と訊いたら、中学2年生だったので、家相を思い出して「お兄ちゃんが高校1年生からだったら、娘さんはもっと早くから行かなくなるから気をつけて」と言っておきました。
しかし「お兄ちゃんは勉強が嫌いだけど、娘は勉強が大好きで成績もいいから、そんなことはありません!」と怒っていました。
「そうですか、じゃあいいですね」と言っておきましたが、結果的にこの子は中学3年生のゴールデンウィーク明けから登校拒否になりました。
すぐに言ってくれれば対処できたのに、わかったのは11月でした。
もう100%受験に間に合いませんね。
当然、高校にも行っていなくて、兄妹揃って登校拒否のまま20歳を超えたようです。
お母さんは「いつか立ち直ってくれる!」と言っていますが、絶対にそんなことはありません。原因は何も解決していないからです。
「登校拒否」ということは「仕事も拒否」なのです。
ということは、社会参加できないわけですから、残念ながら立ち直ることはありません。
理由を教えてあげたのですが、こちらは根拠があるから下の子の登校拒否を当てたのに、根拠もないのに「そんなわけはありません」の一点張りで片付けてしまわれたので、それ以上は言いませんでした。
お子さんたちは、今も兄妹仲良く家にいるそうです。
ちなみに、家相の原因+トイレの位置で「いじめによる登校拒否」になります。ただ、「いじめ」そのものについては、家相が原因になっていることは50%くらいです。