犬や猫と留守番する仕事があるなんて
ビエラの友人夫婦から、数日間、犬と一緒にいてくれる人を探してると連絡が来て、ビエラの動物シッター超お勧めよ!って言葉に乗っかって行ってみることに。
事前に一度会いにいって、散歩のコースやご飯の量など細々したことを教わって、いざ犬のチェラとの二人暮らしが始まると、これ、最高なんですけど。
朝晩2回の散歩があるんだけど、初日の散歩はとてもハードで、食べ物らしき物を見つけたらなんでも食べちゃうし、他の犬のところに飛びかかって行こうとするし、馬力があるから引っ張るのも大変。
それが、2回目、3回目と数をこなすうちに段々とお互い慣れてきて、一緒に歩きながら写真を撮る余裕も出てきた。
ベンチやゴミ箱の側には行かないとか、遠くに犬が見えたら道を変えるとか、偉かったらいっぱい褒めるとか、チェラとの散歩のルールがわかってくると、犬や飼い主側の気持ちが前よりわかる様になった。
今回の相棒チェラは、一人で6時間以上いられないのが一番の問題だそうで、外に出かけても、6時間以内に帰ってくることを約束したんだけど、出かけようとする度、玄関ですんごい悲しそうな顔するもんだから、結局殆どの時間、家で一緒に過ごした。
昔、世界名作劇場のアニメで、大きな犬と一緒に寝てる少年を見ながら羨ましかったんだけど、まさかここで実現できるとは。
オーナー夫婦に、毎日2回ほど写真を送ってると、なんか凄く喜ばれて、僕も嬉しいもんだからいっぱい撮っちゃう。
3日目になると、いつものコースからもう少し遠出する様になって、公園で一緒に桜を見た。
チェラは桜より落ちてるものに夢中だ。
#完全に団子派
ドイツでは動物シッターの需要が結構あるそうで、シッターのマッチングサイトも幾つかあったので、早速登録してみた。
エアビーみたいなノリで、写真やレビュー見ながら好みのシッターを見つけられるのよ。
シッターの登録には日数がかかる所も、逆にしっかりしてていいね。
人の家に泊まるのも楽しいし、犬や猫と一緒に過ごすのが仕事になるなんて、良い時代だ。
旅行から帰った夫妻からむっちゃお礼を言われて、こんなに感謝されるなら、またいつでもやるよって気になる。
動物シッターがえらく気に入ったので、これも続けていこうと思う。
ベルリン近郊の皆様、留守の間、写真撮りながら動物達の面倒見るので、タイミングあればよろしくね。
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