【コラム】ドラム講師に求められていること#2
みなさんこんばんは、MUSAKOドラム教室の茂木草馬です。
今回は前回の続き、ドラム講師に求められていることのうち、特に重要な3つの要素について詳しくお話したいと思います。
それでは早速参りましょう!
1、清潔感(身だしなみ)に配慮すべし
求められていること、というよりは抑えたいポイントと言えるかと思います。生徒さんがドラムに興味を持ち、体験レッスンに行った時に講師に抱く印象は様々ですが、実際に会った時に怖い印象や、清潔感のない印象だと確実に入会率は低くなります。
ドラマーだから長髪にタンクトップがユニフォームだ!!
みたいな考え方はやめましょう。
ドラマーとして既に活動している人を教えるなら別ですが、やっぱり音楽界の人と普段接触のない人がほとんどなので、最低限の清潔感や身だしなみは必須です。
音楽界の人に清潔感がないというわけではなくて、(笑)
個性的な怖い服はレッスンの時は避ける、髪が長い場合は縛るようにしましょう。
要は自分が生徒としてレッスンに行った時に萎縮したり、なんか清潔感がないなーと思う人に習いたくはないですよね。
特別にオシャレである必要も、お金をかける必要もありません。
普通が求められます。
その普通というのが結構ドラマーや音楽、バンドをやっていると感覚が知らぬ間にずれてくることが多いので注意しましょう。
2、しっかりとリードするべし
生徒さんは体験レッスンにしても本レッスンにしても、幾らかは緊張していることが多く、なかなかあれこれをしてほしいと言えないものです。
また何かをして欲しいというよりも、お題や課題を提示して欲しいと考えている生徒さんがほとんどです。
今日は何をしましょうか?何か聞きたいことはありますか?
ということが基本のレッスンはNGです。
ある程度やることは課題を用意して、今日はこれをやってみましょう、
あるいは前回の続きをやりましょう、が基本になるようにしましょう。
もちろん時には何かやりたいことがあるか聞いてみるのも良いでしょう。
わからないことがあったり、少し気になることがあったりしても先ほど述べたように生徒さんからは切り出しづらいのです。
そこに手を差し伸べるのも講師の役目です。
3、年齢層に合わせて立ち回るべし
ある程度認知度も上がり生徒さんが増えてくると、いろんな年齢層の方が通ってくれるようになります。
小学生から、6,70代の方まで様々です。
自分の年齢に近い生徒さんや、同じ性別であればたくさん話せるけど、
そうでないと何を喋ったらいいかわからない。。。
というような悩みをよく聞きます。
もちろん最初からすべての世代に対してうまく立ち回ることができる人など稀有ですが、ゆくゆくは当然求められます。
小学高学年あたりから大人の方までであれば、年齢や性別で募集制限をかけている教室は基本的にはないので、頑張りましょう。
一つアドバイスできることがあるとすれば、
あまり掘り下げ過ぎずに生徒さんに興味を持つことです。
学生さんであれば学校でのことを聞いたり、
社会人の方なら職場のことなど。。
好きな音楽や趣味の話。
ここで大切なことは
掘り下げ過ぎずないこと。
特にプライベートなことは気を遣いましょう
色々聞かれるなあ、やだなあ、となってしまっては本末転倒です。
ただこれまでの経験上、ドラムの先生だからドラムのことだけ話せればいいという人はむしろ珍しく、程よく世間話や雑談も大切なコミュニケーションです。
生徒さんの継続期間が長い要因の一つになるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
少しでも参考になれば幸いです。
今日表記した3つの要素を僕は勝手に三大要素と呼んでいるのですが、
これを押さえた上で自身のカラーややりたいことを教室で出していくことが良いんじゃないかと思います。
いくら特徴的なレッスンや魅力的なレッスンでも、それ以前の基本的な部分が適当な感じなってしまうと台無しです。
ではでは今日はこの辺で。
次回も続きます!
お楽しみに(^_^)