あれもこれも欲しい😂!!は子どもだけ…??不満を幸せのタネに変える方法💪
子どもと歩む人生に真面目に向き合う
子育てハッピーサロンPaOです。
遊びにきて下さってありがとうございます!
今日のテーマは「欲」です。
子どもの欲張り、気になってイライラしますよね。。。
「〇〇が欲しい!!!」
「あれもしたい!!!これもしたい!!!」
でも、この気持ち、立ち止まって考えてみると
はたして子供だけでしょうか?
今日はそんな気持ちを紐解いてみましょう☺️
大人は本当にワガママでなくなったのか?
子どもって、ワガママですよね。
何かが欲しいと喚いたり、
友達と分けっこするのを嫌がったり
全部独り占めしようとしたり・・・。
私たち親はそんなことはしませんね。
このように
「子供がわがまま」というのは、
大人と比較して、のことです。
大人はしないことをしているから、イライラしてしまいます。
では、
大人は、ワガママではなくなったのでしょうか?
そう聞かれると、あれっ・・・と思う方もいると思います。
大人は、
「わがままに振る舞うとうまくいかなくなることを知っている」
だけではないでしょうか?
仏教では
自分勝手で自分のことばかり考えている人のことを
「我利我利(がりがり)」
と言います。
そして、実は
”人間はみんな本性は我利我利”と教えられます。
つまり、ブッダによると、
大人も子供も本心では「ワガママ」ということです。
でも、私たちは大人は
「我利我利の態度を出しているとうまくいかなくなる」
と知っています。
大人は子供より色々な出来事を経験しています。
子供の頃、
ワガママに振る舞って友達と喧嘩した経験など
上手くいかなかった経験をしているはずです。
自分勝手な行動は結局自分が損すると
体験を重ねて知っている。
だから、我慢できるのですね。
これが大人です。
そう考えると、子供のワガママに対しては
親自身の心を振り返り、理解も示しながら、
指導してあげたいですね。
また、子どもの姿を通して、自分自身の心を見つめる
良い機会になるかもしれません。
どうすればいいのか?
さて、本性はみんな我利我利と教えられましたが、
そんな私たちはどうすれば良いでしょうか?
ブッダは
我利我利の反対のことをしていくと幸せになれますよ
と教えられています。
我利我利の反対は「利他」の行いとも言われます。
そして「六度万行」という
6つのよい行いを挙げられており、
その一つ目が「布施」です。
布施とは、親切のことです。
利他の行いは、私たちが幸せになる行いのことです。
本性はワガママで自分勝手な私たちが
がんばって「布施=親切」をしていくと、
幸せになれるのです。
子どものワガママに対するイライラの原因として
「私は全然ワガママが許されないのに・・・」
という気持ちがあるかもしれませんね。
これは
「ワガママが許されない自分は損をしている」
という考え方です。
ブッダは幸せになるというけれど、
欲張る気持ちを我慢して他人に譲り
他人のために行動すると、
つまり、利他に心をかけると
自分が損をしている気がしませんか?
人のために行動すると損をしている・・・という気持ちは
どこから来るのでしょうか?
ということが考えられます。
本性に逆らうのは苦しみが伴いますよね。
そして、目の前のことだけ考えれば、
自分勝手に行動する方が得をするように見えます。
欲しいお菓子があって、
人を押しのけて手に入れることができれば、
実はその直後は、一番幸せですよね。
でも、そのあとは・・・
周囲から
「ワガママな人だなあ」と思われて、良いことが起きないのは
大人なら想像がつきますよね。
お釈迦さまは
「布施/親切」をする相手を田んぼに例えられます。
タネを蒔くと、見た目上は
田んぼや畑にタネを取られてしまい、手元からなくなります。
そこだけ切り取ると損をしているように見えます。
でも、蒔いたら蒔いただけ
収穫は自分に返ってきますよね。
それがわかっているからタネを蒔くのです。
わかっている人ほど、たくさんタネを蒔くのです。
布施の行いは、タネのようなものです。
蒔いてすぐに返ってくるものもあります。
しばらーく時間が経ってから返ってくるというものもあります。
植物でも同じですよね。
もやしのようにすぐ育つものもあれば、
桃栗三年柿八年と言われるように、果物は長い時間がかかります。
ワガママをしたいけど、それを押さえているというのは
周囲に譲って与えている、布施をしているのと同じことです。
そういう施しをすることが幸せに近づいているのです。
田んぼやタネと言われても、
納得するのは少し時間がかかるかもしれませんね。
仏教を学ぶと、道理としてその仕組みがわかるので
ぜひ重ねて、続けて聞いていただけたら嬉しく思います。
先ほどのお菓子のように
わがままを通したら即幸せになれるかもしれませんが
人に迷惑にかかったり
わがままな人だなと思われたりします。
欲いっぱいの本性である私たちという存在が
自分に正直に生きる、
欲望に正直になる、ということは
幸せを手に入れているようで
逆に幸せが遠ざかっていってしまうのです。
それをグッとこらえていることは、
長い期間がかかるとしても、決して損することではありません。
仏教を学ぶということは、
ワガママじゃない私になれる・・・というわけではありません。
ワガママを堪えることは損ではなく、
巡り巡って全部返ってくるということを
理解していくということになります。
終わりに
この子育てハッピーサロンPaOチャンネルでは
自分自身を知り、幸せな毎日を目指すべく、
メンバー自身も学びつつ、発信しています。
記事を読んだりラジオを聞いてくださっている皆さんとも
ぜひ続けて一緒に学んでいきたいと思います。
少しでも興味を持ってくださった方は
フォローしていただいたり、
スタエフの方でコメントをいただくなど、
ぜひお願いいたします!
これからも試行錯誤して、
居心地良く、学び多い、癒しの場を作っていきたいと思っています(^^)
ラジオでは、今日のようなブッダの話、
人生について真面目に考える放送や、
ママたちのゆる〜い雑談も、放送しています😊
子育て中の皆さんに共感いただける内容と思いますので、
ぜひラジオもお聞きいただけたら嬉しいです。
それでは、次回もお楽しみに!
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。