パリ留学44日目
10月15日。
今日もお休み。
今日は夕方に念願の私がめちゃくちゃ興味を持っている振付家のパフォーマンスを見に行きます。
グザビエ・ル・ロワの「春の祭典」です。
以前も別のパフォーマンスで訪れたtheatre de la ville のabessesというところの劇場で上演でした。
この振付家は自分が作品を作る時に参考にしていた作家なので、やっと本物が見れる!ととてもワクワクしていました。
そして、上演開始。
このパフォーマンスは終始、春の祭典のオーケストラの音が音響から流れ、それをル・ロワ本人が指揮者に扮して指揮をしているというそれだけのパフォーマンスでした。
それだけといっても仕掛けは散りばめられていて、少し変化していったりします。
私はルロワの作品をビデオでしか見たことがなく、それもだいぶ昔の映像だったので現在のルロワは少し老いておりおじいちゃんでした。
でも彼の特徴である長い腕と足は現存でやはりダンスをやっていた面影が身体から見えました。
そのパフォーマンスは私にとってすごく面白く、ダンスというものをとても幅広いものとして認識させてくれます。
そういった解釈の広義化というのでしょうか。それが私にとってはとても面白いのです。
今日はとても勉強になりました。
ルロワの作品を見るといつも希望が持てます。