2021年買って良かった本と、個人的ベスト5
毎週2冊くらいは読んだので、今年は読書は100冊くらいはできたかなと思います。
その中から、自分メモも兼ねて、よかった本をまとめました。年末年始の読書の参考になれば幸いです。ジャンルで言うと、組織系、脳科学、マーケティング、発想法・思考法、創業者の本が多かったです。
今後は毎年こういうブログを書いていきたい所存。
個人的ベスト5に入るだろうと思うものはこちら。(詳細は後述)順番は迷って決められませんでした!!!!!!!!
『爆速成長マネジメント』
『組織デザイン』
『国家はなぜ衰退するのか』
『もっと! : 愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学』
『勝利の本質』
以下より、紹介します。ベスト5には★つけておきます。
(紹介してるAmazonのURLは、すべてアフィリエイトのリンクです。)
『爆速成長マネジメント』
実務者の血と汗と涙にまみれて見つけたノウハウ満載。
ベスト5に入ります!★
『ユニコーン企業のひみつ』
組織構造の作り方が勉強になった。スクワッド、トライブ、チャプター、ギルドとか。機能別組織でも事業性組織でもない、ゼロベースのまっさらな発想に触れた感があった。
『ブリッツスケーリング』
生きた知恵大好き。
実行力を支える休息の大切さを学びました。人間は決して機械ではない。
優れた指導者の思考法を知りたくて、卓球をやってた人ならご存知の青森山田の監督も務めた方の本。伸びる素質のある選手を探しまくって口説きまくって、最高の練習環境を用意して、自身も指導者として成長していくのが大事と説いていて学びの嵐だった。
OGP出てないですが、小嶋千鶴子著『あしあと』です。
超超超超名著の『イオンを創った女』の原型と思われる本。非売品ですが、メルカリでgetしました。
『イオンを創った女』は2021年に買った本ではないですが、今年も何度も読み返して、助けてくれた本。スーパーウルトラリアルバイ&マストバイです。著者・東海友和のデビュー作と思われる『イオン 人本主義の成長経営哲学』もめっちゃ面白かった。組織人事のバイブルに近い。
北原さんのツイートや、Marketeerのインタビューは結構読んでまして、本当にシステム思考が凄まじいなと思いました。
組織の本は結構読んだけど、原理原則や網羅的に学ぶなら結局これが決定版だなと思いました。ベスト5に入ります!★
いろんな企業を回復に導かれた大久保恒夫さんの本。凡事徹底。小売の真髄を学んだ。
インセンティブ設計の凄まじさを学びました。収奪的組織か、包括的組織か。国家運営だけでなく、チーム運営にも会社運営にも普遍的に通じる話。まだ下巻読んでないけど、これはやばい本だった。
ベスト5に入ります!★
天才の思考法に触れた感じ。妄想というキーワードがいいですよね。
バイアス・ブレイキングはまじで使えると思いました。最高だった。バイアスを壊すには囚われてるバイアスを知ることはたしかに。この思考法はずーっと役立つ。ちょっと高いけど、リターンが長く続くので回収余裕。
このnoteがきっかけで、インドのアラヴィンドの経営のユニークさに惹かれて、詳しく知りたくなって買った本。初めからこうしようと思って設計してできたわけではなく、ビジョンを貫き通して仲間を集めていき、工夫を積み重ねて今の美しい設計があるのだと学びになりました。
今に至るまでに、いろんな方々を巻き込み、協力を得ていったのがすごいと思いました。
大前さんのこの知識が1000円ちょっとで買えるのが信じられないくらい良かった。ありがとう、本。
人の琴線を探求しまくってる。
マーケティングコミュニケーションのお仕事の人は認知心理学・認知科学の領域の理論習得が活きると思ってまして、この本の「脳は推論するシステム」が痺れました。
脳はネットワークである。脳は(ほぼ)すべての行動を予測する。など、こちらも定説をぶった斬るような話満載で面白かった。
「節度をもって」「ほどほどに」と言い伝えられる理由がよくわかります。ドーパミンは際限がない。もっと、もっと、強い快楽を求めてしまう。結果、人間はクスリでいとも簡単に壊れてしまう。ドーパミンは人を動かす駆動力にもなりますが、恐ろしいものだなと思いました。
ベスト5に入ります!★
子供を見てると、学習メカニズムがどんな仕組みになっているか、とても学びが多い。
この本を読んでいると、ユニクロはSONYのやり方をすごく参考にしているように思った。海外のフラッグシップストアとか。ライフスタイルにつながるコンセプトを打ち出すとか。付箋の嵐でした。
今度はSONYの井深さん。自由闊達。人をその気にさせる力がすごい。説得工学。
巨大プロジェクトを成し遂げるためには、システム工学の考え方、大事だなぁと。
ブランディングや宣伝の話について、生々しくて面白かった。
もっと早く読んでおけば良かった。
バイロンシャープ氏の切れ味。網羅的にマーケティングを学びたい人はどうぞ。私はGoogleレンズで翻訳して読みました。ありがとうGoogle。
絶版本ですが、B2Bマーケに携わる人におすすめ。前にもnote書いたことありますが、ホールプロダクトとか、リレーションシップ・マーケティングの考え方は実務で超重宝します。なお、絶版本は国立国会図書館で借りて味見してから、意を決してプレミア価格ついた中古を買うのがおすすめ。
ベスト5に入ります!★
俗に言う「D2C」の情報については、この本のほうが本質的なこと学べそう。
なお、もともと読書の習慣なんてなかった人間ですが、22歳くらいから本を読み出すようになりました。
本は人生を助けてくれますね。ありがとう、本。