マジ胸痛む残酷な消費者視点-企業側のエゴの伝えたい発想は捨てよう-

「マジ興味ねぇ」

「くそどうでもいい」

「知らねえし」


大体こんな感じだと思います。

会社のメルアドに来てるメルマガを見てみてください。

こう感じませんか?


先日、メルマガの神の安藤さんとDMMさんのメディアでの対談インタビューがあったのですが、

・件名がどうでもいいと開かれない

・メールを開いてすぐに自分ごと化するようなキーワードが見つからないと即アーカイブ

・メルマガ担当者のパーソナルな話とかよくメルマガ冒頭部に書かれるけどどうでもいい

的な話をして、ほんとそうだなと思いました。


さっきもふとメールボックスの整理をしていたのですが、

メールを開封してすぐに「70回記念特集号」と書かれていますが、知らんしって思いましたし、ファーストビューには全く内容がないので刺さりませんし、認知してないサービス名だけ言われても「なんのカテゴリのやつ?」って思っちゃいました。


メルマガ担当からすると、これまでの経緯を踏まえて「70回記念特集号」と記念すべきタイミングであることを伝えたい想いで溢れているのはわかりますが、受け手の立場からするとよっぽどの超ファンでない限り、正直どうでもいいです。

また、メルマガ担当からすると日々サービス名を連呼してるので誰もが知ってる前提になっちゃってますが、全然意識せずどこかでCVしてしまったがゆえに歓迎してなくてもメルマガが送られてくるようになってしまった人からすると、「これはなんのサービスなんですか?」とクエスチョンになってしまいます。



B2Bのセミナーも同様です。アイキャッチの作り方として、知名度がない人が登壇するのであれば、アイキャッチに人物写真をどどんと載せない方がいい。受け手としては「誰やねん」になるから。有名人クラスだったら日頃からメディアで認知とれてるから反応してくれるけど、知名度ない人がフロントに立っても期待を高められない。セミナー参加意欲やアテンションも高まらない。



ですので、

「マジ興味ねぇ」

「くそどうでもいい」

「知らねえし」

っていうモードの人たちに振り向いてもらうにはどうするか?

そういう前提に立って、そういう問いを持って解決に歩んでいくことかなと。


そんな感じで、残酷な消費者視点を持って、伝えたいことを伝えるのではなく、伝わるように伝えていくことにマインドを切り替えていく重要性を改めて感じたというお話でした。

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