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鞄屋さんのSNSが最高に素敵だったお話

FBページ29万人いいね!
Instagram5.8万人フォロワー

そんな圧倒的支持を集めるお店があります。

それが「土屋鞄製造所」。
創業したのは、今から52年前の1965年。
上質な素材と素敵なデザインで人気の革製品ブランドです。

一切宣伝をしない投稿

土屋鞄のFBページやInstagramが他のお店と圧倒的に異なっていたのは、宣伝量の少なさ。

普通、お店の投稿って
「新作の商品、入荷しました!」
「今ならセール中です!」
みたいな宣伝が多いですよね。

でも、土屋鞄は全く違いました↓

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旬の素材をパンにしていただきました。
中には栗がまるごと。ストーリーズも合わせてお楽しみくださいね。

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父から受け継いで愛用歴は42年。「写真を撮る」実感を初めて得たフィルムカメラ。WEBサイトのライブラリーにてスタッフが愛用してきた古き良きものをご紹介しています。

とにかく商品の宣伝が驚くほど少ないんです(笑)
一瞬、革製品以外も販売しているのかな?と思うほど。

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秋冬が旬のりんごでキャラメリゼをつくりました。仕上げに体を温めてくれるシナモンを。そのままでも、トーストにのせても美味しいですよ。WEBサイトのライブラリーにて、レシピも公開しています。

他の投稿を見てみても、商品に関する内容は全体の3分の1くらい。

でも、何だろう。

宣伝されてない安心感と、ほっこりするような内容に段々と惹かれていく自分がいました。

人間味のあるコミュニケーションが大切

土屋鞄の販促部の方がある記事で、こんなことを言っていたそうです。

「『お知らせ』を言い続ける人間っていないですよね。Facebookは、友人の近況や、思ったことがシェアされていく場。だから、『お知らせ』だけ投稿していては、SNSのフィード上で浮いてしまう。人間味のあるコミュニケーションをしないと、『つながり』ができないんです。

確かにその通り。

知り合いの楽しそうな投稿の中にお店の宣伝があると、浮いて見えてしまうし、その投稿内容に好感を持つ人はあまりいない気がします。

ありのままをシンプルに

"長く愛せる、丈夫でシンプルなものを作ることを大切に"

土屋鞄のパンフレットにはこんな言葉がかかれています。

情報が溢れている今、沢山のお店が情報発信しているけれど、それが表層的なものだとそのまま受け手に伝わってしまうと思います。

何でこの商品を売っているのか
お客さんに何を伝えたいのか

もっと本質を考えた時に、自然と出てくる想いこそ伝えるべきメッセージで、それを飾らずにありのまま、シンプルに届けることが大切なのかもしれません。

#ビジネス #マーケティング #土屋鞄製造所 #コラム #わたしが応援する会社

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