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20250222

今日は2月22日、猫の日。

ぶっちゃけ私は犬派なのだが、猫の日くらいは猫に思いを馳せても良いだろう。

そして今日はそんな猫の日にちなんだライブがあったので、LINE CUBE SHIBUYAに行ってきた。(今週2度目のLINE CUBE)

そんな会場で行われていたのは『ねこの日おめでとうMUSIC FESTIVAL 2025』と、猫好きのアーティストが集うライブイベント。

出演者は、大黒摩季、STAY CHILL、優河、DENIMS、Ryu Matsuyamaの5組。

正直このイベント、全く知らなかったのだが、前日になってどうやらラジオを聴いた人限定で無料招待枠があるという情報をゲットし、チケット代は無料で、数百円の手数料のみで入場することができたのだ。

数百円で大黒摩季が観られる機会なんて滅多にないので、これは!と思い、バイトの時間を急遽ずらして参加してみた。

無料枠だから3階の後ろの方かな?と思っていたけれど、受け取ったチケットは1階席だ。

ラッキー!と思って入場したら、お世辞にも満席とは言えないお客さんの入り具合。

驚いたのは2階席と3階席のエリアは封鎖されていて、1人もいない状態で、1階席ですら空席が目立つ形になっているという、なんとも複雑な気分になってしまった。

なるほど、チケットの伸びが良くないから無料招待枠を作ったのか、、と大人の事情を推察しつつ、いち観客としてはゆったりと観られたので良かった。

けれど、運営するスタッフとか出演しているミュージシャンの気持ちを察したら、けっこう厳しいものがあるなぁと思う。集客の失敗例に立ち会ってしまったような感じ。

とはいえ、どんなに客が少なくてもアーティストのパフォーマンスの質が落ちる訳では無い。

むしろ妙な一体感があったりして、普段はソールドアウト公演にばかり行っているので、これはこれで良い経験だったな。

オープニングアクトを務めたRyu Matsuyamaは、もっと激しい音楽性を勝手にイメージしていたけれど、お洒落で聴きやすかった。

次に登場したのは4人組バンド・DENIMS。

彼らはだいぶ前にイベントで何度か観たことはあったが、ベースの人がかわってからは初めて観た。ロックンロールの中にポップな部分もキラリと光っていて、テンションが上がる。

お次に登場したのたは、女性シンガーソングライターの優河。MCでは一切触れていなかったが、あの原田美枝子と石橋凌夫妻の娘さんということで、どうしてもそういうフィルターをかけて観始めたのだけど、その歌唱力は本物だ。
心にスーッと入ってくる優しい癒しヴォイスに、すっかり聴き惚れてしまった。

続いて登場したのはインストバンドのSTAYCHILL。

全く存じ上げなかったのだが、平均年齢60代のベテランミュージシャンたちが新たに組んだバンドということで、それぞれの安定したプレイが光る演奏だった。

そして最後は、お待ちかねの大黒摩季。

猫耳としっぽをつけてキュートに登場した彼女は、そのパワフルボイスであっという間に会場を支配する。

やはり「夏が来る」とか「あなただけ見つめてる」とかヒット曲は、いつ聴いても盛り上がる鉄板ソングだな、と再認識。

途中、猫にまつわる歌も挟みつつ、最後は本日の出演者がステージに登場して「ら・ら・ら」を熱唱。

本人が、この曲を谷村新司さんの「昴」みたいな位置の曲にしたいと言っていたが、もうそうなっているだろう。

彼女は来年も出ると約束済みとのことで、今回の集客不足にめげずに来年以降も頑張っていって欲しいな、とひっそり思った夜だった。


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