20241127
こんなこと続けて何になるのだろう?
人生も仕事も推し活も日記も。
そんな思いが頭をもたげてしまうくらいには、私は疲れているのかもしれない。
どこか休息して逃避行にでも行きたいが、多分このペースのまま速度を落としたら、墜落してしまう気がする。
徐々に落としていかないと、大変なことになりそうな予感がする。
今日は渋谷の映画館・シネクイントで、故・エイミー・ワインハウスの自伝映画『バック・トゥ・ブラック』を観た。
渋谷の街は平日とか関係なく賑々しい。
映画まで時間があったので、タワレコ渋谷で小田和正の展開を観たり、レコードを漁ったりした。
安レコード収集にハマっているので、その足で渋谷のPARCOの地下にあるディスクユニオンで、LPを2枚ほど購入した。
小腹がすいたので、通り道のIKEAでホットドッグを注文。値段はなんと100円。
ソフトクリームに至っては50円という破格の値段で、なんか安すぎて悪いものでも入ってるんじゃないか?と疑いたくなるが、味は美味しかった。
この物価高の中、あの安さはちょっと怖い。どういう仕組みなんだろうか。(家具で元取ってるのかな)
平日夜のシネクイントは、人がまばらで居心地が良かった。
2列目のど真ん中に鎮座して、始まるのを待つ。
エイミー・ワインハウス。27歳の若さでこの世を去ったことは知っていたが、曲を詳しく知っているわけではなかったので、その半生を分かりやすく映像にしてくれて、とっても勉強になった。
エイミーの人生を狂わした1人、エイミーの彼氏を演じたのが、ジャック・オコンネル。
最後のクレジットまで気がつかなかったが、彼が主演の映画『アンブロークン』は繰り返し観てお世話になったな、と思った。
あれからもう10年。ジャックもいい具合に中年になっていて、ちょいワルな感じがハマり役だった。
映画館を後にして、イヤホンでエイミー・ワインハウスの遺したわすが2枚のオリジナルアルバムを聴く。死にたさを抱えながら渋谷の町を歩く私の心情に、けっこうフィットしていたように思う。
帰りしななにか食べようかなと思い、今日からマクドナルドでグラコロが始まったことを思い出し、足をのばして食べに行った。
グロコロを食べるのは毎冬の儀式みたいな感じで、少なくとも1シーズンに1回は食べないと気が済まない体になってしまっている。
今年の冬も始まったな、とグラコロをかじりながら思った。
オレンジジュースが全国的に品薄らしく、マクドナルドでもSサイズしか提供していなかった。
まさかオレンジジュースが不足する時代がくるなんて。数年前までスーパーでは1リットル100円ちょっとで売っていたのに。
全く、変な世の中になっちまったもんだ。
これから先はどうなっていくのだろう。
楽しみ半分、怖さ半分。
それでもエイミーみたいに27クラブの会員になり損ねた私は、明日も何もなかったような顔をして生きていくのだ。