20240828
aikoのニューアルバム『残心残暑』が発売された。
ここ数日は台風のこととか、明後日やる(はず!)のaikoのフリーライブ・Love Like Alohaのこととか10月から始まるツアーのこととか考えていたら、あっという間にもう発売日。
まずは台風よ、こっちに来ないでくれと祈るばかり。
せっかく6年振りのAlohaが台風で中止だなんて悲しすぎるので、それだけは勘弁して欲しい。
でもそれはファンもスタッフも、何よりaiko自身がいちばん懸念していると思うから、もう本当に祈ることしか出来ない。
どうか、無事開催されますように。
あわよくば小雨で涼しい感じでありますように。
そしてニューアルバムだ。
前作からわずか1年5ヶ月というハイペースなリリースにまず驚く。
25周年イヤーの昨年のツアーと今年の春のアリーナツアーを駆け抜けながら、劇場版コナンの主題歌「相思相愛」がヒットしたりと、aikoに関する話題に事欠かなかった昨今。
そんな忙しい中で、フルアルバムを作って世に出すという過活動っぷりが、ファンとしてなとても嬉しい。
だっとデビュー25周年を迎えて確固たる地位があるのに、このペースで新譜出せるの、改めて凄くないですか?
しかも一度も活動休止などもしないで、ずっと第一線で活躍していて。
もう本当にすごい。
皆さん、aikoがいることを当たり前に思ったらダメですよ。(誰目線)
aikoが今日もaikoであることの凄さを、日に日に感じている今日この頃です。
アルバムの1曲目、前作はアップテンポな「荒れた唇は恋を失くす」、前々作は怨念系バラード「ばいばーーい」だったので、今作はどんな感じで来るのかと思ったら、まさかのチルいスローテンポな楽曲。
これにはちょっと面食らった。
いつもaikoのアルバムって、アップテンポにしろバラードにしろ、1曲目で思いっきりaikoの世界に引きずり込んでいく感じがあるけれど、今作はどっちかと言うと、そこまでグイグイ感はないというか、入口は浅瀬で、曲順が進んでいくごとに深い沼に気づいたら入ってるような、そんなアルバムの印象を受けた。
だから「相思相愛」でハマったライトなリスナーも取っ付きやすいし、逆にコテコテのaiko節が身体中に流れているファンにとっては、良い箸休めになるというか。
いい意味で気負わずに聴けるアルバムの1曲目って感じで、とっても新鮮だった。
まだ1回しか通しで聴いていないので、あまり深いところまで感想は言えないが、間口が広いアルバムだな、という印象。
今のところ好きなアルバムの曲は「アンコール」。
これはアルバムの終盤に収録されているアップテンポなナンバーで、ライブ映えしそうな曲だな、と思った。
これから『残心残暑』を聴きまくってAlohaにツアーにと駆けずり回る日々が始まると思うと、ウズウズする。
フラゲ日だった昨日には、渋谷のタワレコとTSUTAYAで大きな看板広告や陳列を見てきた。
いつかaikoに店頭で出くわしたいな。
こんなにファンと距離感の近いベテランアーティスト、他にはいないと思う。
今日もaikoはaikoのまま、日本中、世界中の人を虜にしているのである。
恐ろしい女だ。
最後に、改めて、明後日のAlohaが無事開催されますように。祈りを込めて。
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