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20241002
今日も定時で即退勤し、横浜に向かった。
お目当ては、KT Zepp Yokohamaで行われる森高千里のライブ。
今日はツアー初日だったので、全くネタバレなしのまま参加した。
18時半スタートだったので、間に合うか心配だったがなんとか10分前に到着。
そのまま楽しんでいたら、あっという間に3時間が経過していた。
彼女のライブは7月にも観た(なんとこの時最前列のど真ん中の席だった!)から、約3ヶ月ぶり。
今回は2階の最後列だったが、ステージ全体を見渡せたのでよかった。
元々今回のツアーは見送ろうかと思っていたのだが、ふとチケットトレードのサイトが目に入って何気なく応募してみたら当たったので、急遽行くことに。
正直前回最前列で思う存分彼女の歌とパフォーマンスを堪能したので、今回はそんなにあの歌を聴きたいなぁ、みたいな欲はなかった。
そんな無欲な状態が良かったのか、前半は割とコアなセットリストで知らない曲も多かったのだが、それはそれで楽しいなと思いながら観ていた。
もちろん彼女の代表曲もたくさんやってくれたので、大満足。
私がライブに行く理由の1つに、もちろんそのアーティストのことが好きというのもあるが、オーディエンスが醸し出している雰囲気とかヴァイブスが好きというのも結構行くか行かないかを左右している。
彼女のライブの客層は40~50代のおじさんがメインなのだが、そのおじさんが森高千里を前にして全力で声を上げてMCに応答していて、しっかりときめいているのを感じられるところが好きだ。
10代の子がときめくのとはまた違った味わいの空気感。
その感じがなんかとても心地良いのだ。
29歳の私は、森高千里のアイドル全盛期の姿を知らない。
でも今もちゃんとアイドルとしてステージに立つ姿が、なんとも眩しかった。
そしてMCもパフォーマンス淡々と進行しているように見えるけど、やっている曲数と時間を考えたらえげつないことをしている。
これで全国ツアー回るのか!と思うと、その体力にも驚かされる。
そしてそんな彼女のパワーに呼応すべく、私含めた観客も椅子があるのに総立ちで臨む。
そんなパワーの交換というか、良い相乗効果が場内に充満していた。
でもアラサーの私ですらライブ後は結構エネルギーを消耗しているのに、アラフィフのおっさんたちは大丈夫なのか?と思う。
それでも、彼らはライブに通うのだろう。
それだけ推しの存在は尊いということ。
改めて推しを思う存分推せている今の状況に、感謝したいと思った。