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20250123
音楽は薬だな、とつくづく思う。
その人の声を聴くだけで、自律神経が整うアーティストがいる。
男性なら玉置浩二、そして女性なら青葉市子だ。
今日は青葉市子の15周年記念コンサートが、東京オペラシティであったので、行ってきた。
当初は月曜日開催ということで行けないかなと思っていたのだが、追加公演を設定してくれたので、観に行くことができた。
今日は他にも行きたいライブがあったのだが、結果は青葉市子のライブを選んで良かった。
すごく気持ちの良い時間を過ごせたな。
彼女の歌を聴いていると、自分の心の中にある海に潜り込んで瞑想に近いような状態になるのだ。
途中は目を閉じて彼女の歌声と優しいギターの音色だけを聴いてウトウトしていた。至福の時間だったな。
さらに今夜はスペシャルゲストとして、大貫妙子がサプライズで登場!
これには思わず「おおっ!」と声が漏れてしまった。
まさかここで大貫妙子さんに会えるなんて。我ながら超ツイてる。
青葉市子のギターと大貫妙子の繊細かつ伸びやかな歌声で、4曲も披露してくれた。
もうチケット代にお釣りが沢山来た気分だ。(しかも入場時に無料で缶バッジも貰えたし!)
東京オペラシティという会場は、昨年上原ひろみと矢野顕子のジョイントライブで初めて訪れて以来2度目なのだが、とっても音の響きが良くて綺麗な素晴らしいホールだと思う。
音の響きが良すぎてお客さんが落としたスマホの音とか咳の音とかも響いてしまうのは玉にキズだけれど、青葉市子の癒されボイスを堪能するには十分すぎる会場だった。
そしてギターのプレイは、いつ観ても圧巻。「機械仕掛乃宇宙」のギター演奏なんて、双眼鏡で彼女の手元を観ながら惚れ惚れとしてしまった。相当な練習量だと思う。12分以上ある長い曲を完璧に弾いて歌いこなしてしまう姿は、神々しさすらあったな。
行く前は1週間の疲れが最も溜まる木曜日ということもあり、なんか調子悪いなーと思いながら向かっていたのだが、ライブが終わった今、息を吹き返したように気分が穏やかだ。
音楽療法というのもあるくらいだし、彼女の歌は一種の治療でもあると思う。
会場全体にも彼女の可愛らしいMCからも、なんかこじんまりとした家にお邪魔してるみたいな和やかな空気を感じ取れて、居心地も良かった。
そしてお客さんがみんなおしゃれ。
外国の方も多く見かけた。
そして入場する時に私の好きな某バンドのフロントマンを見かけて、思わず数秒見つめてしまった。
また治療を受けられる日が来るまで、首を長くして待っていよう。
もうじきニューアルバムも発売されるみたいだし、彼女が15周年を経てどんな軌跡を辿っていくのか、楽しみで仕方がない。
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