20240925
今日は東京オペラシティで矢野顕子と上原ひろみのコラボライブを観てきた。
ただコラボするだけでなく、そのライブをレコーディングしてCDにするといういわばでかいホールを使った公開レコーディングみたいな感じ。
初めて東京オペラシティに行ったのだが、まぁ初台駅から直結だし入口まで続く階段はめちゃくちゃ広いし、建物自体も壮観。
とっても綺麗で、普段はクラシックのライブで使われているのが分かるというか、他の会場には無い独特な緊張感があった。
それは公開レコーディングということもあっての緊張もあるだろう。
一番安いB席で観たのだが、それでも2人が向かい合ってピアノを弾きまくる姿の迫力よ。
とくに上原ひろみの全身を使ってピアノを弾く姿には息を飲んだ。
矢野顕子の歌声もめちゃくちゃホールに映えていて聴き応えバツグンだった。
とくにアンコールで聴けた「ラーメン食べたい」は、アレンジも含めて凄かったな。
あとはこの間やっていた朝ドラ『ブギウギ』の挿入歌のカバーもあったりなんかして、すごく楽しめた。
公開レコーディング形式だから90分弱かな?と推測していたが、アンコールが終わって時計を見たら2時間経っていた。
時折目をつぶりながら彼女たちのピアノの音色に耳を澄ませていると、どこか遠くの宇宙に飛んでいってしまいそうになって、いけない!と目を開けたりした笑。
あと、ライブを観ながらボーッとしてる時間って、無意識下で考えていた過去や未来のあれやこれやを整理するのにピッタリで、今日もピアノを聴きながらライブとは全く関係ないことを考えたりしていた。
でもそういう時間って大事な気がする。
どうしても意識していることにしか意識が向かない(のは当たり前なんだけど)から、無意識にアクセスしやすくするには、やはり心落ち着く音楽をボーッと聴いているのがいちばん手っ取り早い気がする。
意外と無意識ではこんなことを悩んでいたのか!とかこんなことを不安視しているのか!とか問題点が見えたりして、とっても大切な時間となっている。
隣の席には小学校低学年くらいのお子さんを連れたお父さんが座っていて、こんな小さい時から矢野顕子と上原ひろみのライブに来るなんて、なんてレベルの高い教育なんだ!と思ったが、肝心の子どもはすぐに飽きたらしく途中は寝てたのが、また子どもらしくてとっても微笑ましかったな。
明日は山下達郎を観に名古屋まで行ってくる。
この矢野顕子~山下達郎の流れが、個人的には繋がりを感じて気に入って心の中でニヤついている。
楽しみはまだまだこれからだ!
どんどん作っていくぞ。