最新技術を完全に信用してる訳じゃないぜ。
私が勤めてる職場(介護施設)に新しい機器がデモとして導入された。
その名も『眠りセンサー』。
詳しい名前はよく分かってない。
なんかもちっといい名前。
眠りの深さが分かったり、逆に起きた時に反応してくれたり、
なんなら心拍数まで分かってしまう優れもの。
寝てる様子も10数秒で途切れはするもちゃんと映し出されるので、わざわざ巡回しなくてもステーションでモニター見とけば教えてくれる。
もちろんトイレ覚醒があった時にはトイレ介助とかはするけど。
でもほぼほぼステーションで過ごせるのは素晴らしい。
さすがは令和。
最先端ってやつがハンパない。
巷ではAIに仕事取られるの取られないの問題が飛び交っているが、
こういうのだったら、じゃんじゃん取り入れてほしい!
。。。。。
。。。。。
。。。。。
だけど、これはあくまでもデモ機。
ベッドで寝てるはずの数名のご利用のモニターには
『ベッドにいません』
との表示があるもんだから、
正常に作動してる利用者のセンサーであっても、本当に息してるのかって思うと恐ろしい…。
なので、これまで通りこまめに直接巡回はしてる。
仮にも息してなかったら、普通に大変。
令和の時代と言えども、直接確認した方が安心できる。
「なんで、早く気づかなかったの!」
とか言われても、「センサーは正常に反応してたから…」なんてただの言い訳にしか聞いてもらえなさそう。
まだまだテクノロジーの進化を完全に信用しきれない。
直接見る方がなにより安心。
とりあえず、昨夜からの夜勤は何事もなく無事に過ごせた。
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